高校野球
【プレーバック】春季全道高校野球準決勝 北海道栄8-7立命館慶祥 ※延長十回タイブレーク(5月29日、札幌円山)
延長十回 北海道栄の9番・岡本が決勝打
決勝進出を懸けた一戦は、延長十回に及ぶ激闘となった。3―3で迎えた八回、北海道栄は2本の適時打などで4点の勝ち越しに成功したが、1回戦で大会記録となる23安打をマークした立命館慶祥打線も土壇場の九回に4安打を集め、一気に試合を振り出しに戻した。タイブレークとなった延長十回、先攻の北海道栄は9番・岡本陽葵二塁手(3年)の右安打で勝ち越し。その裏、エースの山崎晄投手(こう、3年)が立命館慶祥の上位打線に安打を許さず、守り切った。加藤功臣監督(38)は「しびれました。勝てて良かったです」と安堵の表情を見せた。
◆北海道栄・高村陽亮捕手(2年)「相手は全校応援だったので、空気に飲まれないようにやりました。決勝は伸び伸びプレーして、みんなで喜べたら」
◆北海道栄・山崎晄投手(3年)「最後は強気で投げました。エースなので自覚を持って、力強く最後までと思って投げました」
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6回⅓を1失点と好投した北海道栄の先発・石蔵投手