高校野球
【プレーバック】春季全道高校野球決勝 北海13-2北海道栄(5月30日、札幌円山)
北海が大勝 今春公式戦初登板の先発・熊谷が4回無失点
投打で北海道栄を圧倒した北海が、8年ぶりの優勝を飾った。右肘の炎症で登板を控えていた熊谷陽輝投手(3年)が先発した。今春の公式戦で初登板となったが、ブランクを感じさせず4回1安打無失点と好投。打線も一回に相手の暴投で先制すると、三回には打者12人の猛攻で一挙8得点を挙げた。試合の主導権を握った北海は、長内陽大投手(はると、3年)―岡田彗斗投手(3年)とつなぎ、13―2で大勝した。1991年大会以来の優勝を目指した北海道栄は、投手陣が崩れたのが大きく響いた。
◆北海・平川敦監督(52)「ピッチャーは予想以上に投げてくれた。ここから夏までにどれだけ上げていけるか」
◆北海・熊谷陽輝投手(3年)「目標だった春優勝ができたのでうれしいです。浮かれている暇はない。目標は春夏を獲ること」
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先発で4回無失点と好投した北海の熊谷投手
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2番手で2回無失点と好投した北海の長内投手
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3番手で七回から登板した北海の岡田投手
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七回2死二塁、右中間に2点本塁打を放った北海の今北主将(右)