再びタイ代表に選出された札幌MFスパチョーク 前回選出後、公式戦初ゴール⇒リーグ戦初ゴールと飛躍
■6月1日、札幌ドームサブグラウンド
北海道コンサドーレ札幌は1日、MFスパチョーク(25)が、今月の国際親善試合2試合を戦うタイ代表に選ばれたと発表した。5月13日の湘南戦(レモンS、4〇2)でリーグ戦初ゴールを決めて以来、攻撃の切り札として定着した背番号49が、代表戦、そして札幌での戦いについて意気込みを語った。
16日台湾戦、19日香港戦
3月の国際親善試合に続いての代表選出となった。チャイニーズ・タイペイ代表(6月16日)、香港代表(同19日)との2連戦に向け、「国際Aマッチで、FIFAランキングに関わる試合なので、勝利を目指して頑張っていきたい」と意気込みを口にした。
「プレーする時間が多かったので試合勘が戻ってきた」
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前回の選出時、札幌ではなかなか出場機会を得られない状況だったが、代表戦2試合を戦ってチームへ帰還した際には「プレーする時間が多かったので試合勘が戻ってきた。試合に出たら良い状態でプレーできる」と話していた。その言葉通り、4月19日のルヴァン杯鳥栖戦(札幌ドーム、4〇1)で来日後公式戦初ゴールを含む2得点をマーク。湘南戦でリーグ戦初ゴールを決めた。5月19日の京都戦(札幌ドーム、2〇1)では残念ながらオフサイド判定となったものの、MF浅野雄也(26)が落としたボールを右足のボレーでゴールへたたき込んでいた。代表戦でのプレーをきっかけに、ここまで有言実行の働きぶりを披露している。
ジョーカーの役割も「もっと長い時間プレーできたら」
湘南戦での活躍をミハイロ・ペトロヴィッチ監督(65)に評価され、以降のリーグ戦2試合では同点やビハインド時など得点が必要な状況で攻撃の切り札「ジョーカー」的な存在として投入されている。「自分は短い時間でも貢献できるタイプ。自分の役割はチームを勝利へ導くこと。少ないチャンスの中でも点を決めていきたい」と口にする一方、「もっと長い時間プレーできたらいいなとも思っています。スタメンで出られたときもチームの勝利を目指して頑張っていきたい」と出場機会増、そしてレギュラー奪取も視野に入れる。代表戦の舞台、そして札幌の地で〝タイの至宝〟がさらなる輝きを見せる。
【代表選出についてのクラブ公式コメント】
この度タイ代表に選出されました。いつも光栄と感じてますし、タイ代表の仲間にも会えるので楽しみにしています。勝利を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。