札幌ＤＦ西野 活躍中の先輩に続け ７日の天皇杯で猛アピールだ
■６月５日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
敵地での激闘の末、５－４と柏を下した北海道コンサドーレ札幌。オフを挟んでこの日から練習を再開させた。柏戦に先発した選手はリカバリーメニューを行った。それ以外の選手は５対５のミニゲームや攻撃練習などを実施。７日の天皇杯２回戦、Ｊ３相模原戦（札幌厚別）に向けて調整した。
トップチーム３年目 今季ここまでカップ戦４試合に出場
トップチーム昇格から３年目のシーズンを戦うＤＦ西野奨太（１９）は、今季ここまでルヴァン杯４試合に出場。活躍を見せている札幌Ｕ－１８の先輩ＤＦ中村桐耶（２２）に続くべく、アカデミー育ちの道産子ＤＦが天皇杯の舞台で猛アピールする。
西野は５月２４日のルヴァン杯・横浜Ｍ戦（３〇２）で、札幌ドームでの公式戦で初めてスタメン入り。フル出場で再三の好プレーを見せると、続く同２７日、名古屋とのリーグ戦（札幌ドーム、１●２）でもベンチ入りを果たした。昨季までの２シーズンは公式戦２試合出場で、いずれも途中出場にとどまっていたが、今季はすでにその出場数を上回っており、３年目の飛躍を予感させている。
持ち味発揮を実感 「守備のところでは手応え」
「守備のところで１対１の球際の強さとか、ルーズボールの場面で相手に競り勝てている部分とかで、やっと自分の良さが今シーズンから出てきたかなと思っています。そういう守備のところでは手応えを感じています」。自身でも成長を体感できるプレーを披露できているようだ。
筋トレ継続が結実 今季は毎日のように実施
成長を見せられている要因の一つに、継続して行っている筋力トレーニングを挙げる。「駒井さんに声をかけてもらって、熊本キャンプの時くらいから、ほぼ毎日やっています。去年までも週２とかでやってましたけど、最近は駒井さんとか（田中）宏武くんとか、バーバ（馬場晴也）とか（小野）伸二さんとかと一緒にクラブハウスで、みんなで声をかけながら、叫び合いながらやっています（笑）。誘ってくれる先輩方には本当に感謝しています」
