ファイターズ
6月7日先発の加藤貴 投球回リーグ最多も平然 5勝目へ「相手に向かっていくだけ」
前回登板から中5日 ヤクルト戦では流れに乗れなかったことを反省し リベンジ期す
日本ハムの加藤貴之投手(31)が7日、エスコンフィールド北海道で行われる広島戦に中5日で先発する。1日のヤクルト戦(エスコン)は7回途中4失点(自責3)で敗戦投手。開幕投手も務めた左腕は「流れに乗り切れないまま終わってしまった。そこは反省して、また初回から全力で頑張っていきたい」とリベンジを期していた。
今季成績は4勝3敗、防御率2・25。中5日で回るケースが多く、6日現在、パ・リーグ最多72イニングを投げている。負担は大きいが、疲労を口にすることはない。今回の調整についても「体を休めて、頭の中の整理をしっかりできたかなと思います」と平然と言ってのけた。
広島はしぶとい打者が多い印象だ。データは事前にインプットするが、本番は捕手の意見も尊重し、共同作業で配球を組み立てる。今季5勝目を懸けた登板。根負けしないように攻め抜くつもりで、「いいバッターが多いチーム。自分の投球を大事に相手に向かっていくだけ」と気迫を込めていた。