【プレーバック】天皇杯2回戦 札幌3-0相模原(6月7日、札幌厚別公園競技場)
金健熙、深井、中島 前半苦しむも、3発快勝
北海道コンサドーレ札幌は試合開始直後からボールを支配しゴール前でも何度かチャンスをつくるが決めきれず、前半を0-0で折り返す。後半8分、FW菅が左サイドからクロスを中央で待ち構えていたFW金健熙がヘディングシュート、一度は相手GKに阻まれるが、こぼれ球を押し込んで先制に成功する。同17分にはMF深井のヘディングシュートで追加点。深井はケガからの復帰後、公式戦初ゴール。同32分には深井に代わって札幌U-18所属のMF菅谷脩人が出場。藤田征也が持っていた札幌の公式戦最年少出場記録16歳181日を上回る16歳164日での公式戦出場となった。同33分にはFW中島の追加点で3-0。中島は20歳ラストゲームで見事にゴールを決めて見せた。同42分にはMF小野が交代で入り、今季公式戦初出場を果たした。
■先制ゴールを挙げたFW金健熙(28)
「菅選手がいいクロスを上げてくれた。ヘディングで一発で入れられれば良かったけど、こぼれ球を入れられて得点できたことは良かったです」
■今季初出場となったMF小野伸二(43)
「自分自身も去年から通じて久々の試合。ピッチの上に立てたのは次につながっていくと思います」
菅谷がクラブ公式戦最年少出場記録更新
■16歳164日で出場し、クラブの公式戦最年少出場記録を更新したMF菅谷脩人(16)
「(最年少記録について)うれしい気持ちです。トップに昇格できるよう、もっとさらにユースの練習から頑張っていきたいと思います」
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後半途中出場し、ドリブルで攻め上がるMF菅谷(中央)
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試合前、整列する両チームイレブン
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札幌のイレブンショット
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前半、相手シュートをカットするMF宮澤
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後半8分、先制ゴールを決めるFW金健熙(中央)