コンサドーレ
2023/06/09 05:00

鳥栖戦は前節のようなボールも人も動くサッカーでプレッシャー回避《河合CRC竜の眼》

H.A.Cチームキャプテンとして北海道ならではの魅力を発信したい

 6月7日に発表があったが、北海道の自然環境から生まれるアクティビティ、食文化、歴史文化を、SNSを通じて国内外に発信する活動を行う「HOKKAIDO ADVENTURE CLUB」(H.A.C)が発足し、チームキャプテンとして活動することとなった。北海道にはまだまだ知られていない、いいところがたくさんある。いろいろな方々と交流して仲間を増やし、北海道ならではの魅力をコンサドーレを通して日本の方だけではなく海外にも発信していきたいし、コンサドーレとの試合を観戦に来るアウェーサポーターの皆さんにも、北海道を楽しんでもらえるきっかけとなるような記事を発信していきたいと思っている。

5―4で勝利したアウェー柏戦前半は失点以外パーフェクト

 3日のアウェー柏戦(5〇4)の前半の戦いは、失点してしまった部分を除くとパーフェクトだったと言える。ボールの運び方だったり、試合の進め方というところは、今季の試合の中でもすごく良かったという印象を持った。ボールも動かせていたし、人も4バックの布陣で臨んだ相手に対して、一番嫌なポジションを取れていた。攻守の切り替えも速かったし、ほぼほぼボールを奪われずにペナルティーエリア内に進入できていた。前半だけで13本のシュートを放ったが、枠内シュートも非常に多く、ボックス内での質、精度というところは、近年に無いぐらい高くなったと感じている。

 チーム2得点目となった前半18分のMF駒井のシュートはすばらしかった。MF荒野の縦に速いサイドチェンジから、MFルーカスがつないで駒井にボールが渡ったが、駒井はタイミングよく走り込んでいったし、ボールタッチもすばらしかった。相手DFも何枚かいた中で、2人で崩しきれたというのも、ミシャさんが言う、危険なタイミングで飛び込んでいくというところを体現できていたのではないだろうか。

 速い攻めというと、前半31分のFW小柏のチーム3得点目も、DF田中駿のパスカットから始まり、小柏がつないで、MF浅野がシュートまでやりきったことで、生まれたもの。今までは浅野がもらったあたりでペースダウンして、スローになってしまっていたところだと思うが、しっかり最後までやりきるというところも、今季の違いだなとみていた。

減らせる失点はあったはず いろいろな対策もできる

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