コンサドーレ
2023/06/08 23:15

札幌DF岡村 6月10日鳥栖戦へ「今年は自分たちがシーズンダブル」

DF岡村(左)とGK菅野がランニング中に笑顔を見せる(撮影・工藤友揮)

■6月8日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は7日の天皇杯2回戦でSC相模原に3-0で勝利し、3回戦進出を決めた。一夜明け、スタメンで試合に出場した選手はリカバリーを行い、それ以外の選手はパス練習や4対4のミニゲームなどで10日のアウェー鳥栖戦(駅スタ)に向けて調整した。

 今季ここまでのリーグ戦全16試合に出場しているDF岡村大八(26)は、守備の要としてもはや無くてはならない存在だ。全34試合で戦うリーグ戦の折り返し地点となる鳥栖戦で、攻守にわたって活躍を見せて、現在7位に位置するチームをさらに上位へと押し上げる。

過密日程3試合のうち2試合に出場も「そこまで次に影響するほどではない」

 8日間で公式戦3試合という過密日程の真っただ中で岡村は、3日の柏戦(三協F柏、5〇4)にフル出場すると、7日の相模原戦でも後半18分から途中出場し、約30分プレーした。この日は試合翌日だっただけに「疲れていないかと言われたら、多少、体に疲れはあるんですけど」と口にしたが、「前回(相模原戦)は出場時間も長くなかったので、そこまで次に影響するほどではないですね」と、鳥栖戦には万全の態勢で臨むことができそうだ。

技術が高くよく走るイメージの相手にしっかり食らいつき つぶしてカウンター狙う

 鳥栖は現在9位。主に3-4-3のフォーメーションを採用しており、ベルギーでのプレー経験もあるMF小野裕二(30)、今季リーグ戦5得点のMF長沼洋一(25)、そして元札幌のFW岩崎悠人(24)といった選手たちが3トップを形成して、岡村ら札幌守備陣に襲いかかってくる。「長身の選手というよりは、モビリティーがあって、足元の技術が高い選手が多いようなイメージ。よく走ってくるイメージもあるので、しっかりと食らいついていって、つぶせるところでつぶして、逆にカウンターで沈めるというところも狙っていきたい」と、対抗策を練っている。

今季完封勝利は1試合のみ 「攻撃的にいっているからこそ、ここまで点が取れている」

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