新助っ人・ハンソン 敗戦も無難な守備を披露 仲間のサポートに感謝しきり
■交流戦3回戦 広島7ー2日本ハム(6月8日、エスコンフィールド北海道)
2試合連続のスタメン出場 守備に納得
日本ハムの新助っ人、アレン・ハンソン内野手(30)が8日、広島戦(エスコンフィールド北海道)に2試合連続「1番・二塁」でスタメン出場。前日7日にBC茨城から加入後、初めて守備に就いた。この日も5度の直接守備機会を難なくこなし、「良かったです」と満足そうに何度もうなずいた。
6日の試合前に〝特守〟 先生役は同じユーティリティー助っ人
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
内外野を守れるユーティリティープレーヤーとして、5月中旬に入団したばかり。慣れない環境で、仲間たちによる温かいサポートがあった。6日の全体練習前のこと。コーチ陣とハンソン、アルカンタラ、マルティネス、加藤豪がグラウンドに集まり、内野の連係とサインプレーの確認を行った。
来日2年目内野手のアルカンタラが〝先生役〟を買って出て、手取り足取りレクチャー。ハンソンは「アルカンタラはたくさん自分のことを助けてくれます」と感謝。同じドミニカ出身で1個上の先輩は「常に情報交換をしているので、その流れでたくさん助けてくれます」と頼りになる存在だという。
打っては3点を追う五回に中犠飛 新庄監督も高評価
打撃面では、3点を勝ち越された直後の五回1死二、三塁で迎えた第3打席。相手先発・コルニエルの2球目を捉え、中犠飛を放った。「センター方向へ飛ばして、打点も残すということを強く意識した。ああいう形になって良かったです」
新庄監督も「(守備は)無難にね。肩も悪くないし。いや、でも2試合なので。まあ、意外と左右の難しいゴロに対しては器用なんでね」と評価。ドレッドヘアーのドミニカンは、チームメートに恵まれ、異国の地で伸び伸びとプレーしている。