コンサドーレ
札幌MF荒野 先輩・菊地直哉(鳥栖ヘッドコーチ)との再会楽しみ
■6月9日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌MF荒野拓馬(30)が、かつて共にプレーした先輩との再会を心待ちにしている。
今季6試合でキャプテンマーク
前節の柏戦(3日、三協F柏、5〇4)では、ベンチスタートとなったMF宮澤裕樹主将(33)に代わってキャプテンマークを着用。今季ここまでリーグ戦6試合でキャプテンマークを巻いて試合開始のホイッスルを迎えている。ゲームキャプテンとして臨む試合に「特にプレーが変わるわけではない」と口にした上で、「責任感はここ数年出てきていると自分で思っています。チームのために戦うという意味では、僕ももう中堅なので裕樹くんがいないときにしっかり存在感を出せる」と語る。札幌U-18からトップチームに昇格して11年、チームに無くてはならないリーダーの一人に成長した。
ハードワークで「上回る」
今節の対戦相手は、ハードワークを得意とする鳥栖。だがその点では札幌も負けていない。「うちもハードワークをするので、球際だったり走るところの戦いになると思いますが、うちが(ハードワークで)上回れば試合は楽な展開になると思う」。札幌のハードワークを象徴する荒野が鳥栖戦でも縦横無尽にピッチを駆け回りチームをけん引していく。