２試合連続アシストの札幌ＭＦ宮澤主将　シーズン折り返しに「ポジティブな前半戦だった」

■Ｊ１第１７節　鳥栖１－１札幌（６月１０日、佐賀・駅前不動産スタジアム）

前節・柏戦の決勝ゴールと同じく　ヘッドでアシスト記録

　北海道コンサドーレ札幌のＭＦ宮澤裕樹主将（３３）が敵地での鳥栖戦に先発し、前半４３分に生まれたＤＦ中村桐耶（２２）のゴールをヘディングでアシストした。

　「桐耶は見えていたんですけど、相手もたくさんいたので、若干、桐耶の高さに賭けたところはありました。イメージ通りのボールが行ったし、もちろん桐耶のヘディングの強さもありました。相手が守備を固めている中で、こじ開けられて良かった」。前節の柏戦（三協Ｆ柏、５〇４）でも、後半アディショナルタイムにＤＦ田中駿汰（２６）の決勝ゴールをアシスト。２試合連続でヘディングからゴールを演出した。

オウンゴールは「守れないシーンではなかった。あと一歩のところ」

　後半８分にはオウンゴールで失点し、同点に追い付かれた。「自分たちは入りのところで失点することが多々あって、そういう部分では集中していたと思いますけど、自分たちのビルドアップのところからのショートカウンターになってしまって。オウンゴールにはなってしまいましたが、本当にギリギリのところだった」と失点の場面を振り返る。「守れないシーンではなかったと思う。あと一歩のところ。ああいうシーンは起きるので、少ない人数で守っていかないといけない」。