サブマリン鈴木 風を味方に〝ハマスタ〟の悪夢払拭だ
特有の風と強打者ズラリの打線を警戒
日本ハムのサブマリン・鈴木健矢投手(25)が15日、リーグトップの7勝目を懸けて、DeNA戦(横浜スタジアム)に先発する。屋外球場での登板に向けて、「結構、風も強いですし、自分でも予測しない不規則な変化にちょっと期待しながら投げたい」とニヤリと笑った。
DeNA打線は12球団トップ(13日時点)のチーム打率を誇り、宮崎、牧ら右の強打者がズラリと並ぶ。今季右打者の被打率は・116と抑えているが、「なんせ、良いバッターなので対応力が高いと思う。対応された時にどうするかが一番大事かなと思います」と警戒を強めた。
苦い思い出あるハマスタ プロ初登板で験の良い地に
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
社会人時代は神奈川に本拠地があるJX―ENEOSに所属。〝ハマスタ〟は慣れ親しんだ球場だが「良い思い出ないっすね。都市対抗の予選で。負けたら終わりの試合で先発して、⅔(回)で6失点した」と苦笑いする。プロ入り後、同球場での公式戦の登板は初めて。「嫌な思い出を払拭できるように頑張ります」と意気込んだ。
前回から中5日 新庄監督「バウアーが中4だから、いけるでしょ」
前回登板から中5日でのマウンド。前日13日の練習中には、新庄監督から「バウアーが中4(日)だから、いけるでしょって。それは冗談で。中4、中5とか、今6勝を挙げていて、中5やってて良かったでしょって」と声をかけられた。中継ぎから転向し、先発ローテーションの柱に。下手投げ右腕は「中5も普通になってきたというか、全然、疲労感もないです」と頼もしかった。