コンサドーレ
2023/06/14 23:30

復帰後連続出場中の札幌MF深井 宮市の復帰弾に「すごい嬉しかった」さらなる活躍を誓う

劇的ゴールの宮市に刺激を受けたMF深井(左から2人目)は、さらなる飛躍を誓った(撮影・工藤友揮)

■6月14日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

靭帯断裂の大ケガから復帰後 過密日程含め公式戦5試合連続で出場

 右膝前十字靭帯断裂から復帰した北海道コンサドーレ札幌のMF深井一希(28)が、過密日程となった3日から10日までの3連戦全試合に出場した。7日の天皇杯相模原戦(札幌厚別、3〇0)では復帰後初ゴールを挙げて上り調子。同じケガに苦しみ、共に苦難を乗り越えてきた横浜MFW宮市亮(30)の劇的ゴールも励みにして、さらなる活躍を誓う。

 深井と宮市は5月24日のルヴァン杯横浜M戦(札幌ドーム、3〇2)で共に戦線復帰。リハビリ中は互いに励まし合っていた2人は試合後、共に健闘をたたえ合った。深井は、その一戦も含めて公式戦5試合連続出場し、過密日程もしっかりと乗り切っている。「順調ですし、充実しているなって」と、再び思いっきりサッカーができている喜びを噛み締めている。

天皇杯では復帰後初ゴール 「うまく押し込めて良かった」

 相模原戦では先発出場し、後半32分までプレー。同17分には復帰後初ゴールもマークした。「狙ってはいましたけど、まさかあんなに急にボールが来るとは思ってなかったので、ちょっとびっくりしました」。前線から積極的にプレッシャーをかけに行ったことで相手GKのミスを誘い、パスカット。一度GKにシュートを阻まれたものの、その浮き球を頭できっちりと押し込んだ。「一発で決めなきゃいけないシーンでしたが、その後にうまく押し込めて良かった。サポーターの皆さんも、チームメートもすごく喜んでくれて良かった」と振り返った。

宮市の劇的ゴールには「同じ苦労を知っているだけに…」

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