伊藤大海 1カ月ぶり白星懸け17日中日戦先発 プロ初安打にも意欲「泥臭く1本を」
5月18日西武戦以来、白星なしも気負わず
日本ハムの伊藤大海投手(25)が17日、バンテリンドームで行われる中日戦で先発する。5月18日の西武戦(エスコン)以来、およそ1カ月間、白星から遠ざかっているが、気負いはない。交流戦に入って波に乗りきれないチームを投打でもり立てる。
WBCで共闘した中日・高橋宏と談笑 「最初、お互いしんどかったよね」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
16日の練習前、WBCで共闘した侍ジャパンメンバーの高橋宏が歩み寄ってきた。久しぶりに再会した5歳下の後輩と談笑。「楽天は強いですか―と。久しぶりの会話がそれでしたよ。最初、お互いしんどかったよね、という話しをして。徐々に向こうも状態が上がってきたみたいで、ここから頑張ろうと」。近況を伝え、励まし合ったという。
対戦する中日打線の印象はシンプルだ。16日に上沢から本塁打を放った細川を警戒する打者として挙げ「打つべき人が打ってる。細川選手だったり。ムダなランナーは出さないということと、連打はしっかり注意したい」とポイントを絞っていた。
いまだ無安打の打撃には 「ホームラン? いやいやいや、内野安打でいいです」
セ・リーグ主催試合のため、打席にも立つ。入団3年目でいまだ無安打の伊藤は「まだ1本出ていないので、泥臭く1本を取りにいきます。ホームラン? いやいやいや、内野安打でいいです」とニヤリ。交流戦は大詰めを迎え、黒星先行も「かみ合えばいい試合できるし、十分に戦えると思うので。まず、リズムをつくっていけるよう頑張りたい」と決意を込めていた。