ファイターズ
2023/06/17 17:00

《ハム番24時》6月17日

 練習前、ストレッチ中の玉井に声を掛けた。前日16日は31歳の誕生日だった。若手だと思っていたら、もう7年目。「ベテラン…ですよね。中継ぎで上から3番目の年齢。ヤバイです。あまり成長しないまま、年だけ取っちゃって、ちょっと焦ってきました。もっといいポジションで投げないとダメですね」とため息交じりに笑った。

 ここで、そばにやってきたのは先輩の宮西だ。あえて、玉井の誕生日をどう祝ったのか、本人がいる前で聞いたら「スタバ、おごったった。ちっちゃい? オレの誕生日は何もされていない。むしろ、したっただけありがたく思え」と、冗談交じりにまくし立てた。

 少し乱暴な物言いにも慣れっこの玉井は、すぐに切り返した。「普通にスタバをおごってもらって『誕生日プレゼントや』としれーっと言われたときに、あれ、知ってくれているんだと。全然、気にしていないと思っていたので」

 優しい一面を暴露され、慌てたのが宮西だ。照れ隠しとばかりに「全然、かわいない。おまえが一番、反抗的。猫かぶっているからね」と口撃。恋人同士か―とツッコミたくなるような仲良しコンビの痴話ゲンカ。平和な日常のひとコマでした。

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