ファイターズ
2023/06/17 20:30

伊藤大海 快音の裏に清宮のアドバイス

五回2死一塁、伊藤が適時二塁打を放ち塁上でポーズを見せる(撮影・桜田史宏)

■交流戦2回戦 日本ハム6-3中日(6月17日、バンテリンドームナゴヤ)

「点を取られていたので何とか食らいつこうと。昔からレフト方向の打球が伸びる」

 日本ハムの伊藤大海投手(25)が17日、中日との交流戦に先発し、7回3失点で3勝目を手にした。三回まで毎回失点を喫するも、後半は立ち直り相手打線を寄せ付けず。さらにはプロ初安打&初打点も記録し「ふがいない立ち上がりと、二回、三回と点を取られていたので、何とか食らいつこうと思って打席に入って、ヒットになって良かったです。きょうの試合の中でもすごい大事なポイントだった。そこで結果を出せたのでうれしかった。昔からレフト方向の打球が伸びるのはあったんですけど、いい感じで捉えられて良かったかなと思います」とうなずいた。

新庄監督「伊藤くんの打球よ。江越くん、教わった方がいいね」

 バッター顔負けの一振りだ。3点を追う五回2死一塁で打席に立ち、カウント1-0から、左腕・松葉の127キロを捉えた。打球は逆方向にグングン伸びて、左中間を突破。一走の伏見が生還すると、二塁上で手を叩き喜びを表現した。新庄監督は「伊藤くんの打球よ。江越くん、教わった方がいいね。すごい打球。あの1点で乗れましたね。すごいね。いきなり立って芯に当てられることが」と手放しで絶賛した。

打席に入る前 後輩スラッガーから狙い所の助言 両親へ渡す記念球も清宮が回収

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