《SHINJOの信条》(北山は)素晴らしかった。できたら(四球を)1個にしてほしかった(笑)
■交流戦3回戦 日本ハム4ー0中日(6月18日、バンテリンドームナゴヤ)―(北山の投球に関して自ら発し)
「きょうフォアボール2個。いやー、素晴らしかった。あれが5個も6個も出していたら点数が入っている可能性はあるよということをね。できたら1個にしてほしかった(笑)。欲を言えば。初回からたぶん、8割くらいの力で、コントロールを意識して投げていたと思う。十分ですよね、あれで。あれを続けてもらったら、2桁は勝てる投手になる可能性は大ですね」
―1番打者の清宮が役割を果たした
「初回の四球の後、(2番の)松本(剛)くんがエンドランでよく当てて、転がしてくれたところで点につながって。ああいうのが大事ですよね」
―清宮を1番に置いた狙いは
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「選球眼いいんですよね。出塁率を高くしていかないといけない選手なので。ホームランが増えてきたら、コース、コースを狙われる。その見極めを今、鍛えていってもらえたらいいかな」
―打撃に対する評価は
「分からん、まだ。あと10試合くらいたって、そんなに良い振りはしていないんですけど、結果出ているからね。それで調子を自分の形にしていってもらえたらいいですね」
―投手の北山を8番に置いた
「あのね、きのう江越くんがツースリーで見逃し三振したでしょ。で、次のバッターがピッチャーだから勝負してこないって。だからきょう代えました。考えさせないように。とにかく左足が、ここ(球が手元にくるところ)で考えさせると、駄目って俺は最近、思い始めて。だから左足がバッターボックスの白線の一番前に付くくらい、もう前に立ちなさいって。言ったら、いきなりセンター前打って。もっと前にいけって。で、セーフティして。ライトライナーもね、悪くなかった。いいところで代えようと思って(笑)。そしたらベンチでよう声出していた。もう考えることいっぱいで」
―コツは考えさせないこと?
「そうそうそう。タイミングをゆっくり取らせないこと。だいたいタイミングはゆっくり取らないといけないんだけど、彼は急がせて距離感を縮めさせようと思って」
―セーフティーは自分の判断か
「そうそう。一本出たら乗ってくるタイプなんで」
―清宮の1番はしばらく続けるか
「いや、分かんない」
―試合ごとに考えていくか
「今、左ピッチャーに上川畑くんが合ってるんで、右ピッチャーの時にちょっと違う選手を使ってみたいって言うのはあるし。きのう3番にしたのも左ピッチャーだったから。それで2個(四球を)取ってきてヒット1本打って。いろいろ工夫しながら。で、まだ、固定をする、こう…、後の方に、ね、ガチガチにいく、どれがベストかなっていうところを持っていって、勝ちがついて。オールスター明けくらいに固定できたら最高かなー。勝った次の日にね、なんで変える?変えたとして負けて、変えて勝ってもまた悩むし。あと、守備も大事。選手には打った後も、守備の不安で代えさせないような動きをしてもらいたい。レギュラーを取っていく中で」
―野村はそういうところでスタメン落ち?
「あの、あした(スタメンで)いきますよ。あしたいってもらって、あしたが気持ちの面でも体の面でもリフレッシュしてもらって、本人はメチャメチャ悔しいと思う。その悔しさをあしたぶつけてもらったらいいかなと」
―あすDeNAが勝てば、交流戦優勝
「DeNAが?」
―そういう相手とやるのはどうか
「関係ないですね。ウチはもうないんでしょう」
―ないです。5割か5割以上かという
「まあまあ、狙いますよ。勝ちをね。ほかのパ・リーグのチームがどうなるか分からないから」