コンサドーレ
2023/06/19 00:05

PK自ら決めた札幌MF深井 ルヴァン杯8強決定で初タイトルに意欲「あの経験があるので次は違う結果になる自信がある」

後半28分、PKを自ら決めたMF深井(左から2人目)がチームメートに祝福される(撮影・北波智史)

■ルヴァン杯グループステージ最終節 札幌2-3磐田(6月18日、札幌ドーム)

静寂から歓喜の拍手 他会場の結果により2年ぶりのプライムステージ進出が決定

 試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた瞬間、札幌ドームは静寂に包まれた。引き分け以上で自力での8強進出が決まる一戦で敗れたため、札幌の運命は他会場の結果に委ねられることとなってしまったが、各地の試合が終了し、無事に〝合格ライン〟を突破。場内アナウンスでそのことが告げられると、安堵したサポーターからは拍手が沸き起こった。試合後、記者会見に臨んだミハイロ・ペトロヴィッチ監督(65)も「今日は決して良いゲームではなかった」と、内容については厳しい評価を下したものの「唯一、ポジティブだったのは、グループステージ突破という自分たちの目標を達成できたこと」と語り、安堵の表情を浮かべた。

敗退が決まっているJ2・磐田相手には「もっと圧倒するような試合をしなければ」

 ケガからの復帰後、公式戦で6試合連続出場中のMF深井一希(28)は「全体的に体が重かったかなとやっていて思いました。もっと圧倒するような試合をしなければいけなかったと思います」と反省。だが、8強入りという結果については「うれしいです。グループステージで、一試合一試合、戦ってきた結果が突破につながった」と、素直に喜びを口にした。

敵陣エリア内でPK獲得 「倒されたときには自分で蹴ろうと思っていた」

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