【一問一答】中日から移籍の山本拓実 「上沢さんの後を投げたい。恩返しがしたい」
中日から日本ハムへトレード移籍した山本拓実投手(23)が21日、エスコンフィールド北海道で入団会見を行った。同席した稲葉篤紀GM(50)は「伸びしろもまだまだある。ファイターズの主力になっていける存在だと思っています」と期待を寄せた。背番号は「67」に決まった。
一問一答は以下の通り。
ートレードを聞いた時の率直な気持ちは
「予想していなかったので最初は驚きました。それ以上に自分にとってチャンスが舞い込んできたと思いました。今はやってやろうという気持ちが強いです」
ーファイターズの印象は
「どんどん新しい選手が出てきている印象が強い。その中でも自分が一番活躍できるようにやってやろうと思っています」
ー自分の強み、アピールしたい部分は
「僕は身長が167センチでちょっと小さいけど、ストレートの強さが武器だと思っています。身長や体の大きさに関係なく、どんどん強打者たちをなぎ倒していきたいです」
ー北海道で楽しみにしていること
「北海道に来たのが、たぶん人生で3回目ぐらい。食べ物がおいしいと話を聞いてるので調べるのが楽しみ」
ーファイターズの選手と親交は
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「1月の宮古島自主トレで上沢さんと石川直也さんと田中瑛斗、中島卓也さんと自主トレさせていただいたご縁がある。1カ月お世話になったので恩返しがしたい。上沢さんは先発をされてるので、その後を投げたい」
ー合同自主トレに至った経緯は
「ドラゴンズの谷元さんと大野奨太さんと去年からやらせてもらっている。宮古島の自主トレはファイターズOBの方が昔からやっていて、今年は上沢さん、石川直也さん、中島卓也さん、田中瑛斗が行っていた。ちょうど同じ場所でやっているので一緒に練習させてもらったり、ご飯を一緒に食べさせてもらいました。トレードが決まった後に上沢さんに電話をしたら『分からないことがあったら何でも相談に乗るから』って言っていただきました。パ・リーグの野球とか、いろいろ聞いてみたいです」
ーエスコンフィールド北海道の印象は
「グラウンドもベンチもきれい。早くマウンドで投げたい。ブルペンも遠くから見て、本当にメジャーリーグのような雰囲気だった。僕はブルペンが職場だと思ってるので早くこの球場で試合がしたい」
ー施設を見て一番の驚きは
「仮眠ルームがあったことです。僕はリリーフで試合前に仮眠を取ったりする。ドラゴンズの時はトレーニングルームの端っこでちょっと寝たりとか、ロッカーの自分の椅子でタオルを掛けて寝ていた。(新球場は)寝具メーカーのマットレスが敷いてあってアロマのいい香りがした。それが本当にすごいな~と思いました」
ーパ・リーグのイメージは
「セ・リーグより力と力でやるような、三振かホームランかというイメージがちょっとあります。まだそんなに映像とかは見ていないので何とも言えないんですけど」
ー新庄監督の下でプレーする
「去年はファイターズと対戦させていただく立場だったので、いろんな作戦があるっていう印象。攻撃は少しでも先の塁を狙うようなイメージ。どんな野球をするのだろうと、すごく楽しみです」