夏季スポーツ
札幌第一8度目全国切符 佐藤監督「文武両道で結果出してナンボ」【全道高校サッカー】
■全道高校サッカー大会最終日(21日、札幌市東雁来サッカー場)
▽男子準決勝 旭川実業1-0札幌第一
▽同3位決定戦 札幌第一5-0とわの森
FW水口が2得点「(気持ち)切り替え、良かった」
準決勝で旭川実業に惜敗した札幌第一は3位決定戦でとわの森に5-0で大勝した。優勝した2019年以来8度目の夏の全国切符を手に入れた。FW水口陽彩(3年)が前半22分に右足でゴール右に先制点を決めるなど2得点をマーク。「先制点はゴールが見えていた。旭実に負けてチームのモチベーションが落ちていたけど、そこから切り替えようと。この結果になって良かった」と話した。
1986年にはインターハイ3位
1986年に全国3位に入ったこともあるが、近年は札幌市内でも有数の進学校に変貌。OBでもある佐藤祐介監督(49)は「文武両道でやっている子が結果出してナンボ。3位でも次のステージへ行けることはありがたい」とイレブンをねぎらった。札幌支部予選と全道大会の間にはテスト期間があり、指揮官は「DFにプレスをかけていきたかったが、走れなくなった。もう一回鍛え直したい」と、地元で行われる大舞台で古豪復活を期す。