エース上沢 〝ホーム〟でリーグ再開後初マウンド 24日のロッテ戦に先発
自身今季初のロッテ戦へ 「良いイメージをつけたい」
日本ハムの上沢直之投手(29)が24日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発する。今季12試合目の登板で、ロッテとは初対戦。「ここ数年ずっとやられているので、今年は良いイメージをつけたいです」と意気込んだ。
昨秋まで〝カモメの呪縛〟と戦っていた。昨年9月13日に3年ぶりの白星を挙げるまで、対ロッテは9連敗していた。それだけに「内容の良い試合で勝ちたいので、明日しっかりできるように頑張りたい」と鼻息が荒い。
思い出の地で凱旋登板 千葉デーにあやかる!
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ビジターだが、上沢にとって〝ホーム〟もである。ロッテは23日からの3連戦を「ALL FOR CHIBA FES」と銘打って開催。くしくも、日本ハムは加藤貴、上沢、鈴木と千葉出身の3投手が先発する。松戸市出身の右腕は「言われてみれば全員、千葉県出身だなと。みんなゆかりのある場所だし、僕らも千葉デーといえば千葉デーなので、あやかって頑張りたいですね」と笑った。
ZOZOマリンのマウンドに立つと、専大松戸高時代の思い出がよみがえる。「2年生最後の夏(大会)、ここで投げて負けて3年生を甲子園に連れて行けなかったなって。自分が3年生で負けた時より悔しかった」と、しみじみと振り返った。
交流戦の勢い継続へ 満を持してエース登場
今季初の〝凱旋登板〟には、学生時代の友人も応援に駆け付ける予定。「ここからずっとパ・リーグとの試合が続くし、交流戦は良い形で終われたので、その流れを断ち切らないように頑張りたいと思います」。慣れ親しんだ球場で、背番号15が躍動する。