7戦連続安打&4戦連続打点の万波 モチベーションを爆上げさせたあの映画の感動
■パ・リーグ10回戦 日本ハム4-5ロッテ(6月24日、ZOZOマリンスタジアム)
三回無死二塁で中前適時打 「キヨさんがいい流れでつないでくれた」
日本ハム・万波中正外野手(23)が24日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「4番・右翼」で先発出場。三回に中前適時打を放ち、7試合連続安打&4試合連続打点をマークした。チームの連勝は「5」でストップしたが、本塁打王へひた走る若武者の勢いは止まりそうにない。
2点リードの三回無死二塁。1ストライクから相手先発・メルセデスの142キロを中前へはじき返した。「追加点が欲しい場面だったのは間違いないと思いますし、(先頭打者の)キヨさん(清宮)がいい流れでつないでくれたので、タイムリーを打てて良かったです」。
昨季の交流戦後とは違い 「悪いなりにしぶとい打撃ができている」
昨季は交流戦後に不調に陥ったが、プロ5年目の今年は違う。23日のリーグ戦再開後も、好調をキープ。「自分の感覚としてはあんまり良くはないんですけど、悪いなりにしぶとい打撃ができている感じはする。好調というよりはそういうところが今、良いんじゃないのかな」と分析する。
中日3連戦の期間中 名古屋で侍ジャパンの完全密着ドキュメンタリー映画を鑑賞
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モチベーションが爆上がりする出来事があった。先週末にバンテリンドームで行われた中日戦の期間中。試合の合間を縫って、映画館に足を運び、侍ジャパン完全密着ドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」を鑑賞した。
大谷ら一流選手との交流や本大会の激闘を思い返し、決意新た
万波はWBC前に行われた壮行試合にサポートメンバーとして参戦していた。自身も〝出演〟している映画を巨大スクリーンで堪能し、「めちゃくちゃ感動しました。本当、良かったです」と大興奮。スーパースター・大谷(エンゼルス)ら一流選手との交流や、本大会の激闘を思い返し、決意を新たにしたという。
この日チームは競り負け、今季初の6連勝とはならなかった。「いい負け方とは言えないので、何とかここでズルズルいかないように。明日しっかり勝って、1個ずつ借金を返して、何とか明日(25日)勝ち越したい」と万波。3位・ロッテ相手にカード勝ち越しを誓った。
栗山監督からは壮行試合で「3、4年後、このユニホームを着てやれるように頑張ろう」
壮行試合で侍ジャパンの栗山英樹監督から掛けられた言葉は「3、4年後、このユニホームを着てやれるように頑張ろう」だった。背番号66は球界を代表するスラッガーへの道を着実に進んでいる。