高校野球
帯広南商の磯部寛太右翼手 夏の道内第1号本塁打
■全国高校野球選手権北北海道大会十勝支部(24日、帯広の森野球場)
▽Cブロック1回戦 帯広南商5-4芽室
六回、ランニング2点弾
全国高校野球選手権南北北海道大会の支部予選が6月24日に開幕。4支部6試合が行われた。帯広南商の磯部寛太右翼手(2年)が六回に夏の道内第1号となるランニング2点本塁打を放ち5-4で勝利して2回戦に駒を進めた。
全校応援で積極的に行った結果
記念すべき道内第1号本塁打は帯広南商の1番・磯部によるランニング本塁打だった。六回2死一塁、カウント2-2からの内角直球をはじき返すと打球は中堅手の頭上へ。「一塁を回るときにセンターが転んでいるのが見えた」とチームトップクラスの俊足で一気に三塁に向かう。「コーチャーが(腕を)回していたので、そのままホームへ行きました。公式戦では初めて。嬉しかった」と、3打数3安打2打点の活躍に声を弾ませた。この日は全校応援。「クラスメートにも最初、打ってくれって言われていた。初球から迷いなく行けたんで、そこがいっぱい打てた要因かな」と大声援に応えて見せた。