五十幡「モタモタしていられない」7週間ぶり実戦復帰【一問一答】
■イースタン・リーグ14回戦 DeNA12-1日本ハム(6月24日、鎌ケ谷スタジアム)
左太もも裏の肉離れで離脱していた日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が24日、2軍DeNA戦で7週間ぶりに実戦復帰を果たした。「3番・中堅」で先発し、2打数無安打で四回終了後に交代したが、軽快な動きを見せた。一問一答は以下の通り。
―当初の予定より復帰まで時間がかかった
「そうですね。思ったより少し長かったかなっていう思いはあるんですけど、それでもしっかりリハビリ、トレーニングができたので、あとはしっかりシーズンを戦えるようにやっていきたい」
―最初の打席に入ったときはどんな気持ちだったか
「いい緊張ですけど、緊張はすごくしました。まずは出られたことがすごく嬉しいというか、野球の楽しさも感じましたけど、モタモタしていられない。結果にこだわって、1軍が確定しているわけではもちろんないので、しっかり結果を出して1軍に呼ばれるようにアピールしていきたいなと思います」
―ボールの見え方は
「甘めの真っ直ぐ系をしっかり振っていきたい思いがあったので、ちょっと変化球に手が出なかったという思いと、低めに手を出しちゃったっていうところはあるんですけど、そこをどんどんピッチャーの球を見て早く慣れるように、状態をしっかり戻せるようにやっていきます」
―離脱前は打撃の状態が良かった。感覚はまだ残っているか
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「良い感覚は残ってはいる。どこが良かったというのも自分の中ではある。リハビリから明けるので、練習量もどんどん増やしていきたい。あとは実戦を重ねて状態を取り戻したいですし、良くなった状態を自分のものにできるようにやっていきたい」
―1軍の試合を見てて感じるものは
「自分がけがをしてから1軍が順位を上げていますし、どんどん上を目指してやっていっている。自分もこっちで結果を出して、呼んでいただいたときに、上を目指してやっている他の選手の気持ちがあると思うので、1日目からその気持ちで入れるためにも、しっかり気持ち高くもって、まずはファームで結果を残していきたい」
―けがを再発させない手応えはあるか
「肉離れを重ねる度に良くなっているのは良くなっているので、自分の出力のコントロールであったり、疲労がたまってきたからしっかりケアをいれておこうとか、そういったものは重ねていくうちに自分の中で分かってきているので、改善傾向にはある。けがが治ってからもそこは変えずにやっていきたい」
―試合での出力はどのくらいにするのか
「難しいところなんですけど、抜くとかではなくて、表現が難しいんですけど、抜きはしないけど、リラックス。力を抜くというよりはフォームを意識してみたりとか、そういったところは考えています」
―第2打席の二ゴロで一塁に走った際は全力ではなかったか
「全力ではあるんですけど、余計な力が入っていないというか、変な力み、肩に力が入って歯を食いしばって走るのではなく、フォームを意識しながらしっかり前に前にということを意識して走れたので、そこは良かったと思います」
―体の面で再発防止のためにしたことは
「初動負荷を入れていて、上半身と下半身の連動性がすごく出てきた。上半身の可動域も出てきましたし、そういう意味では負担も少なくなっていると思う。初動負荷はストレッチにもなりますし、筋肉もつけられますし、酸素を取り込むトレーニングなので、ケアというか、トレーニングはしているんですけど疲労回復の効果もあるので、その辺は良かった」