侍ジャパン栗山前監督 栗山町で手作りWBC優勝パレード「(町は)本当に大切な宝物」
駅前通り約330メートルを1時間かけパレード
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝を果たした侍ジャパンの栗山英樹前監督(62)が25日、生活拠点にしている栗山町で行われた「優勝記念イベント」に参加した。ジャージー姿と長靴で軽トラに乗る、おなじみの〝栗山スタイル〟で駅前通りの約330メートルをパレードした。
2012年、16年に続き3度目「感謝しかない」
日差しも強く気温30度近くまで上昇する暑い日となったが、沿道には栗山町民11,000人を超える14,000人が詰めかけた。時に歩きながら1時間以上かけて、集まったファンとハイタッチするなど喜びを分かち合った。2012年、16年に続く3度目の〝手作りパレード〟。多くの人から「ありがとうございます」と声を掛けられたそうだが、「こちらこそありがとうございますっていう感じ。皆さんのおかげです。感謝しかないです」と礼を述べた。
ジャージー姿と長靴、軽トラ「このスタイルが全国に定着するのが僕の夢」
栗山町は「僕の成長の源。町がなければ監督としてユニホームを着ることはなかったと思っているので、本当に大切な宝物です」と笑顔を見せた。同町ではいつもジャージー姿と長靴で出歩く栗山前監督。「この姿で軽トラ(に乗る)っていうスタイルが全国に定着するのが僕の夢。この長靴スタイルを全国に広げましょう!」とアピール。
「何が一番恩返しになるのか、歩きながら感じた」
今後については「何が一番恩返しになるのか、(沿道を)歩きながら感じた。ユニホーム(を着る)とかっていうのを全くゼロに戻して、みなさんに喜んでもらえることがあるのであれば、しっかりやっていかないといけない」と意気込みを語った。
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パレードのセレモニーで町民栄誉賞を授与され、笑顔を見せる栗山前監督
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沿道の観客に感謝を伝えてまわる栗山前監督
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沿道の観客に感謝を伝えてまわる栗山前監督
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沿道の観客に感謝を伝えてまわる栗山前監督
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コスチュームを着てパレードに参加した人も多数いた