現地観戦の愛娘パワー! 上川畑が16戦ぶり打点&今季2度目の猛打賞で躍動
■パ・リーグ11回戦 日本ハム5-6ロッテ(6月25日、ZOZOマリンスタジアム)
四回1死二塁 中堅への適時二塁打に塁上ではにかみながら〝ピクチャーポーズ〟
〝神川畑〟が復調の兆しを見せた。日本ハム・上川畑大悟内野手(26)が25日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「7番・遊撃」で先発出場。チームは敗れたが、適時打を放つなど3安打2打点と躍動し「よかったです。はい。よかったです」とほっとした表情を浮かべた。
出場16試合ぶりの打点に、二塁上ではにかみながら〝ピクチャーポーズ〟を決めた。2点を追う四回1死二塁。西野の148キロ直球を捉え、中堅へ適時二塁打を放った。
猛打賞は5月13日以来 「(打率)2割には乗せたい」
さらに六回1死一、三塁の場面では、代わったばかりの左腕・坂本から同点の中前適時打。八回にも1死からペルドモの150キロを中前へ運び、5月13日のロッテ戦以来となる猛打賞を記録した。
打率は.196に上昇。「(打率)2割には乗せたい。気持ち的に1割だと…。2割でも低いですけど、とりあえずそこを目標にどんどんいけるようにしたい」とうなずいた。
もうすぐ7カ月のまな娘が夫人と共に観戦
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かっこいいパパの姿を見せることが出来た。この日、球場には夫人と昨年11月に誕生した長女が観戦に訪れていた。「小さいので、何のことか分かっていないと思いますけど」と苦笑い。家族の存在が原動力となっており、「大きくなって認識できるときまで、活躍できるようにやっていきたいですね」と意気込む。
もうすぐ7カ月のまな娘は「寝返りと座れるくらいです」。関東圏に自宅があるため、シーズン中はなかなか会えないが、夫人から毎日のように動画が送られてくる。「それを糧にして頑張れています」と大きな励みとなっている。
「成長を感じて かわいいなと癒やされています」
関東圏で行われる試合は、自宅から球場に通う。「成長を感じてかわいいなと癒やされています」とデレデレ。デーゲームだった前日24日のロッテ戦後は、〝お風呂担当〟を務め、一緒に湯船につかった。嫌なことを忘れさせてくれる時間だ。
不動の遊撃手として期待された今季は、思ったような結果が出ず。スタメンを外れるなど、苦しい日々を送っている。「本当に開幕からチャンスをいただいているので、ものに出来ていない悔しさはある。イチからレギュラー取れるように頑張ります」。まな娘パワーで、再び定位置を奪取する。