《SHINJOの信条》清宮くんの良いホームランを見られたので。これで乗っていける
■パ・リーグ11回戦 日本ハム5-6ロッテ(6月25日、ZOZOマリンスタジアム)
―(試合後自ら)
「角中くんのホームランは責めないですよね。あれでうまく打った、ボールに頭を、あれはね、打ったバッターが上手だったということで。なんやろな、セカンドゴロのホームの送球は、緊張なのか、実力なのか、ファインプレーをしてくれとは言ってないわけで、普通のプレーを普通にしてもらえる安心感を持たせる選手にしてもらえるだけでいいので、ああいうプレーはもったいないですよ。プラスにならないです。ああいうプレーが増えていくとレギュラーも離れていくっていうか」
―ミスが続いた
「急に強くなるっていうのは難しいのは難しいので、ミスを減らしていく努力はね、練習でもしているんですけど。実力の問題なのか、心の問題なのか。やっぱりああいう場面、緊張はすると思うんですけど、そこでプロとして、ね、やっぱりファンのみんなにすごいプレーを見せられるようにね、努力してもらいたいですよね。でもね、よく追いついて1点ずつ、1点ずつ取り返そうやっていう話をしてて、徐々に1点ずつ取っていって」
―2発が痛かった
「そうなんですよ。完璧な2発。タイミングが合うんじゃないかなって、このここが。クイックの時、打たれてないんですよね。クイックの方がいいじゃないかな。鈴木くんも途中からセットポジションで投げて、建山コーチの指示、良かったから」
―試合前、スクイズのサイン変えたと
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「変えた変えた。向こうはね、サインを分かっている分かっていない別にして、2つとも完璧に外されたらそうやって疑わないと。やることはやって防いでいくっていうことで」
―これまで変えることはあった
「ありますよ。トレードでこう、変えるし、ちょっと怪しいなと思ったら、エンドランとか外しにきたらちょっと変えようやっていうのはすぐしますね。大変でしょうけど。していかないとね、こっちが成功させようとしているのに、サインがね、これは100%じゃないので、外されたら嫌だし、昨日は不思議だったね。フルカウントからね。ピッチャーにいろいろ聞いたんだけど、あれは外しようがない。頭の中にはない、ピッチャーからしたらね」
―相手チームに昨年まで(日本ハムに)いた人もいる
「(サインは)変えてますからね。それだけはシーズンが終わってから聞いてみたいな。それしか方法がない。まあ清宮くんの良いホームランを見られたので。これで乗っていける。角度がね、今日つかんだと思う。ほっとしているんじゃないですか」
―簡単な球ではなかった
「あそこは清宮くんの好きなポイントだと思う。低めのね。好きなポイントと弱点のポイントってものすごく近いんですよ。ここがプロ野球の難しさ。『来た!』と思っても好きなポジションから、ボール2つ分ぐらい消えていくと振ってしまう。あまりここ(胸元)は振らないでしょ。ローボールヒッターなので。ローボールを捉えて、乗せて運ぶみたいな」
―生田目は1イニング目を抑えたが
「あの四球がね。フォアボールとパスボール(ワイルドピッチ)がいらんかったね。2軍の方でも何イニングか投げている。2イニングぐらいはいける準備ができてのマウンドだった。最初、足をやったのかなと思った。気にしていたから。でも、そうではなかった。ボール自体は良いからね。シュート気味の打ちづらいボールがあるから。今日は初登板だし。ま、沖縄そばを食って切り替えましょう」