≪ハム番２４時≫Ｆ育成２位速水　多田野スカウトと過去に対決

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指名あいさつを終え、多田野担当スカウト（左）と握手する育成２位の速水（右）（撮影・近藤裕介）

　ドラフトは縁だとよく言われる。日本ハムから育成２位で指名を受けたＢＣ群馬の速水と、担当の多田野スカウトは、まさに縁で結ばれていた。
　出会いは５年前の２０１６年。当時ＢＣ石川に所属していた多田野スカウトは、高卒１年目だった速水と試合で対戦していた。「でっかいバッターがいるなと、インパクトがあった。大きくて、よく振れる。そこからスカウトという立場になって、毎年注目して追い続けていました」とうれしそうに教えてくれた。
　長いドラフトの歴史の中でも、直接対戦したことがあるスカウトから指名された選手は珍しいだろう。速水には多田野スカウトの期待に応え、大きく羽ばたいてもらいたい。