ファイターズ
2023/06/29 00:10

上原 沖縄凱旋マウンドで堂々7回無失点 「空気が合うんでしょうね。僕も与座も」

地元沖縄で7回無失点と好投を見せた上原(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ11回戦 日本ハム0ー2西武(6月28日、沖縄セルラースタジアム那覇)

同郷の与座と息詰まる投手戦 内容には及第点

 日本ハムの上原健太投手(29)が28日、沖縄・那覇で行われた西武戦に先発し、7回無失点と好投した。相手先発・与座も同じく7回無失点の快投。沖縄出身の2人がしびれる投手戦を演じ、南国の野球ファンを沸かせた。

 左腕は登板後、「空気が合うんでしょうね。僕も与座も。見に来てくれた人たちにとっては、ものすごく良いゲームだったんじゃないかなと思う。負けはしましたけど、良い姿を見せられたのは1つ良かったかな」と、満足感を言葉に乗せた。

毎回の9奪三振 クイックや2段モーションも駆使

 内容、結果ともに今季のベストピッチングだった。一回から毎回の9奪三振。緩急自在の投球で自己最多に並ぶ三振の山を築いた。「自分の球、ボールの特長を理解しているつもり。どうやって抑えるか、というところで使えるものは使う。バッターはどんなボールが来るのかよりもタイミングを外されるのが一番いや」と、要所ではクイックや2段モーションを交えて打者を幻惑。ガムシャラに結果を追い求めた。

プロ野球チームのない故郷での公式戦 「意味があると思って投げた」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい