球宴初選出の万波 「(MVP)取る気満々で行こうかな」 憧れの阪神・近本にラブコールも
選手間投票で初選出 昨季MVPの清宮に続け!
「マイナビオールスターゲーム2023」(7月19日・バンテリンドーム、同20日・マツダスタジアム)の選手間投票の結果が30日に発表され、日本ハムの万波中正外野手(23)が、外野手部門で初選出された。プロ5年目の今季は、ここまで(6月29日現在)リーグトップの14本塁打をマーク。「日頃対戦している皆さんから選んでもらえるのは、本当に光栄です。プロ野球選手になって、1回は出てみたいと思っていた」と喜びをかみしめた。
夢舞台での目標は「やっぱりホームラン打ちたいなって思います」と気合十分。昨季は1学年上で仲良しの清宮がサヨナラ本塁打を放ち、最優秀選手賞(MVP)に輝いており「行くからには、取る気満々で行こうかなと思います」と腕をぶした。
セ界の好打者との会話を心待ち 「ぜひ話してみたいです」
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オールスターならではとなる他球団選手との交流も心待ちにする。リーグは違えど、プロ入り前から憧れるバッターに近づくチャンスだ。「(阪神の)近本選手が以前から好きで見ていまして。プロに入って間近でバッティング練習を見ていても、何を意識しているのか気になっていた。ぜひ話してみたいです」と目を輝かせた。
これまで接点はなく、軽くあいさつをした程度。バッティングの意識やトレーニング方法と、聞きたいことは山ほどある。「いろんなことを意識しているんだろうなというような所作が、打席に入る前でも見えますし。オフに何を目指して体づくりをしているのか、結構気になるところです」と声を弾ませた。
自慢の長打力を披露! ホームラン競争にも意欲
その近本は、2019年に球宴史上2度目のサイクル安打を記録した。「近本さんのサイクルヒットはテレビで見ていましたし、あとはホームラン競争は楽しみに見ていたので、オールスターの醍醐味(だいごみ)かなと思います」。年に1度の祭典を思う存分楽しむ。
■ファン投票に続き、外野手部門で2年連続2度目の選出となった松本剛外野手(29)
「選手間投票でも選んでいただき、うれしく思います。昨年はけがで出場できず、初めてのオールスターになるので、楽しみながら自分らしいプレーを見せられるように頑張ります」