地域生活の安心・安全のためにタッグ　

　「ファイターズ スポーツ＆エンターテイメント」と厚別警察署が３０日、「地域の安全・安心に関する協定」を締結し、エスコンフィールドで会見を行った。

　同協定の目的は、両者が積極的に協力して地域の安全・安心の実現に向けた活動をすること。同署が子ども・女性に対する被害や、犯罪に発展するおそれのある事案などの情報を提供し、同社はスポーツやイベントなどの開催時に、来場者に対する防犯啓発活動を実施する。

会見に出席した松本剛　「地域の安全を一緒につくりあげる」

　会見に同席した選手会長の松本剛は「僕も子どもを持つ父親として、子どもに関わる犯罪が少しでもなくなることを願っています。今回このように厚別警察署とファイターズが協力して防犯啓発活動を行うということで、僕たち選手も少しでも協力して、地域の安全を一緒につくりあげていきたいなと思っております」と所信表明した。

Ｆガール代表・滝谷　「すぐに行動に移せる防犯対策はたくさん」

　同じくファイターズガールの滝谷美夢は「今回は厚別警察署とファイターズが女性とお子さまに対する犯罪防止のための活動を行うとのことで、ファイターズガールも女性代表として積極的に活動に参加していきたいと思っています。私たち女性も犯罪に巻き込まれないために、身の回りの危険について知り、日頃から対策することがとても重要だと思います。例えば、夜道を歩く時のために、人通りの多い明るい道を探しておいたり、自宅や通勤、通学路の周りにある交番の場所を調べておくことも必要だと思いますし、ブザーなどの防犯グッズを身に付けるなど、すぐに行動に移せる防犯対策はたくさんあると思います。ファイターズが防犯啓発活動を行うことで、エスコンフィールドに来てくださった皆さんにも、自分にできることを考えていただくきっかけになれば良いなと思います」と防犯意識の向上を呼びかけた。