ファイターズ
2023/06/30 22:50

《鶴岡慎也のツルのひと声》相手が山本だからこそ、重要視される不用意な1球

■パ・リーグ9回戦 オリックス1ー5日本ハム(6月30日、エスコンフィールド北海道)

2ボールから取りにいった見逃しストライク 

 不用意に映った1球が悔やまれる。三回、加藤貴は先頭のゴンザレスに二塁打され、犠打で1死三塁。続く広岡を三ゴロに打ち取ったが、中川圭に左前打され、先制点を奪われた。

 何が不用意だったのか。中川圭に対し、2ボールからスライダーでストライクを取りにいった。そのボールが甘くなり、痛打された。打率2割台前半の中川圭ではあるが、良いバッターに変わりない。しかも積極的に振ってくる打者だ。加藤貴は漠然と、伏見は配慮不足の中、簡単に見逃しでストライクを取ろうとしたように見えた。

相手が山本だったからこそ、必要だった細心の注意

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