【一問一答】郡司 新天地デビュー初球で由伸撃ち 記念球は「親にいるかどうか聞いてみます」
■パ・リーグ9回戦 オリックス5ー1日本ハム(6月30日、エスコンフィールド北海道)
中日からトレードで加入した日本ハムの郡司裕也捕手(25)が30日、オリックス戦に「2番・DH」で先発し、移籍後初出場を果たした。一回1死の第1打席で相手先発の山本由伸投手(24)からいきなり中前打を放つなど、持ち前の打撃力を首脳陣や本拠地のファンにアピールした。試合後の一問一答は以下の通り。
―日本ハムでの初打席で初球を捉えた
「初球は何が来ても振ると決めていました」
―154キロの真っすぐだった
「そうですね。めちゃくちゃ良いピッチャーなので、その真っすぐを捉えられたのは良かったなと思います」
―試合前には、新庄監督から4番だと言われたと
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「一回、(ブルペンにいる時に)背中から『きょう4番だよ』って言われて、一瞬ドキッとしたんですけど、『あ、うそ2番』って言われて、そんな感じでした。ホッとしました」
―2打席目は進塁打になった
「いや、あそこは進塁打を別に意識していなかったので、流れ的にもあそこで一本出たら試合も違ったかなと思う。あそこはちょっと悔しいですね」
―新庄監督がベンチから出て移籍後初ヒットのボールを受け取っていた
「そうなんですか。すみません、見ていなかったです」
―記念球は
「手元に来ました。試合中に渡されました。コーチから渡されました」
―みんな喜んでいた
「そうですね。試合終わってからもナイスバッティングってみんなから言ってもらったので、温かく迎えてもらいました」
―中日時代の初安打とは違う思いがあるか
「そうですね。まあ初安打って言っても、もう4年目ですし、結果が求められると思うので。きょうも惜しい当たりが何個かあったんですけど、あれもヒットにならなきゃ意味がないと思うので、新庄さんからは結果を気にせずとは言われましたけど、その中でもしっかり結果を出したいなと思います」
―新庄監督は全打席、雰囲気があって良かったと言っていた
「きょうはなんかすごいタイミングも良かったですし、試合前は山本投手なので多分きょうは打てないだろうなと思ったんですけど、意外とタイミングも全部良くて。状態も良いと思うので、自信にもなりました」
―パ・リーグはストレートが強い投手も多いが、意識することは
「1打席目を捉えてからは、あと全部、変化球勝負だったので、早め早めにそうやって(直球を)捉えて、変化球で勝負させるっていうこと。きょうは初対戦だったので、あんまりまだ傾向とか分からないですけど、そういうデータをどんどん集めながら、頭を使ってやっていきたい」
―環境が変わって、心境の変化はプレーに影響しているか
「心機一転、やってやるぞという思いでやっているので、結果が出る出ないにかかわらず、前向きにやっていきたいなと思います」
―新球場の雰囲気はどうか
「めちゃめちゃ気持ち良いなと思いましたし、打席もすごい見やすくて雰囲気も良くて、さすが最新の球場だなと思いました。田舎者が初めて都会に来たみたいな感じで、ずっと上ばっかり見ていたんですけど、すごい良い球場だなと思いました」
―先週日曜の2軍戦後に一度、名古屋に戻って荷造りをしたと話していた。自宅にはまだ段ボールがあるか
「そうです。まだ新居は何も決まっていないので。でも札幌のファイターズの寮もすごい環境が良いですし、家いらないんじゃないかなと思いました」
―仲が良くなった選手いるか
「これといってはいないですけど、選手以外でもスタッフの方とか裏方さんとか、いろいろ声をかけてくださるので、やりやすくさせてくれているなという感じです」
―多くの報道陣に囲まれての取材は
「めっちゃくちゃ久しぶりです。ルーキーイヤーぶりじゃないかなと思う。今はどうしたらいいか分からなくなっています」
―この感じはどうか
「好きですね。僕話すの結構好きなので、たくさん囲まれるように頑張ります」
―いつかはエスコンフィールドでヒーローに
「とりあえず鎌ケ谷のヒーローは1回なれたので、エスコンでヒーローになりたいなと思います」
―記念球はどうするか
「ベタに親かなと思いますけど、ちょっといるかどうか聞いてみます(笑)」