2日に先発の北山 オリックス山本由伸に「少しでも近づけるようにやりたい」
2週間ぶりの1軍マウンド 心機一転5勝目を目指す
日本ハムの北山亘基投手(24)が2日、エスコンフィールド北海道で行われるオリックス戦に先発する。今季途中に救援から先発へ転向した2年目右腕は「オリックスは良いピッチャーが多いので、先制点を与えないようにすることが大事。野手の攻撃につながるピッチングができたらいい」と意気込んだ。
4勝目を挙げた6月18日の中日戦(バンテリンドーム)以来となる1軍マウンド。登板間は2軍本拠地の鎌ケ谷で調整を続けてきた。早寝早起きの生活を送り、「練習外の時間もどうやって、より良くしようかと考える時間が多く取れたので、ノートを書いたりしていました。それが次の試合に生きればいい」と準備は万全だ。
目標は球界を代表する右腕 助言も受け気合十分
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登板前日の1日、練習後にオリックスの山本由伸と三塁ベンチ前で話し込む場面があった。「お世話になっている先生が共通」という縁もあり、昨オフに自主トレを一緒に行った仲。球界屈指の右腕から「先発どう?とか。体のトレーニングの話とか教えてもらいました」とアドバイスをもらった。
その山本は6月30日の日本ハム戦で8回1失点と好投し、ハーラートップタイの7勝をマーク。「常に安定して成績を出されている方なので。理想というか今、日本で一番良いピッチャー。少しでも近づけるようにやりたい」と目標に掲げている。
2度目のエスコン先発 初勝利へいざ出陣!
新本拠地初先発となった6月11日の阪神戦では、五回を持たずに降板と悔しい結果に終わった。「この前、良くなかったので、どう克服して次につなげられるかだと思うので、本拠地が自分にとって一番合う球場になるようにしっかり投げたい」。山本のような「先発完投型」の投手を目指して、登板を重ねていく。