コンサドーレ
2023/07/01 23:00

【プレーバック】J1第19節 神戸1-1札幌(7月1日、兵庫・ノエビアスタジアム神戸)

前半26分、MFスパチョーク(中央)が先制点を挙げてチームメートの祝福を受ける(撮影・舘山国敏)

イニエスタの日本ラストマッチ あと1点が奪えず敵地でドロー

 北海道コンサドーレ札幌はアウェーでヴィッセル神戸と対戦し、1-1で引き分けた。この試合限りでの退団を表明していた元スペイン代表の神戸MFアンドレス・イニエスタ(39)は、今季初のスタメン出場で後半12分までプレー。ノエビアスタジアム最多となった2万7630人の観客を沸かせた。

 札幌は前半26分、MF金子拓郎(25)が右サイドからクロスを上げ、一度はゴール前で相手GKにはじかれるも、MFスパチョーク(25)が拾って右足シュート。見事にネットを揺らして先制した。後半7分には、MF浅野雄也(26)のペナルティーエリア内で放ったシュートが相手DFの手に当たったが、VAR判定の結果、ハンドとはならなかった。

 その後も一進一退の攻防は続き、互いに好機はつくりながらゴールまでには至らない。すると同40分には相手の右CKからDFトゥーレル(24)に頭で合わせられて同点とされた。同アディショナルタイム3分には、MF小林祐希(31)の左クロスに合わせたDF岡村大八(26)の渾身ヘッドがクロスバーを叩くなど、相手の倍となる計20本のシュートを放ったが得点ならず。シュート精度も4分の3は枠内に飛ばしたものの、イニエスタの退団で結束する神戸の固い守りにあと1点が奪えなかった。

試合詳細はコチラ

(1/9)

神戸のMFイニエスタ(左)からボールを奪い、ドリブルするMF金子
(2/9)

前半26分、先制点を挙げるMFスパチョーク(手前右)
(3/9)

前半26分、MF浅野に抱えられながら喜ぶMFスパチョーク(中央左)
(4/9)

前半26分、先制点を挙げて喜ぶMFスパチョーク(左)
(5/9)

神戸のMFイニエスタ(左)と競り合うMFスパチョーク
(6/9)

ドリブルする神戸のMFイニエスタ(左)を追うMF宮澤(中央)とDF田中駿
(7/9)

後半12分に退いた後、ペトロヴィッチ監督(手前右)と握手する神戸のMFイニエスタ
(8/9)

後半40分、同点に追いつかれて肩を落とす札幌イレブン
(9/9)

試合終了後、引き分けに終わって整列する札幌イレブン

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい