ファイターズ
2023/07/01 22:00

【一問一答&あいさつ全文】金子特命コーチ引退セレモニー「チーム、選手に必要とされるコーチに」

日本ハムの選手たちに胴上げされる金子コーチ(撮影・桜田史宏)

感謝の言葉で紡いだあいさつ ラストピッチでは糸井氏を〝完封〟

 昨季限りで現役を引退した日本ハム・金子千尋特命コーチ(39)の引退セレモニーが、1日のオリックス戦前に行われた。試合後には糸井嘉男氏(41)との2打席対決が行われ、チェンジアップなども交える現役時代さながらの投球を披露。第1打席はオリックスのユニホームを着て投飛に打ち取り、日本ハムのユニホームに着替えて登場した第2打席は空振り三振に仕留め〝ラストピッチ〟を飾った。
 セレモニーでのあいさつ全文と、登板後の一問一答は以下の通り。

■引退セレモニー(あいさつ)

まず、本日はシーズン中にもかかわらず、このような場を設けていただき、北海道日本ハムファイターズ、オリックスバファローズの関係者の皆さま、本当にありがとうございます。僕の気持ちをしっかり伝えたいと思っていますので、紙を見て話させていただきます。きょう背番号19を貸してくれた玉井、山岡、ありがとうございます。そして、玉井ファンの皆さま、山岡ファンの皆さま、ありがとうございました。この後、試合が控えていますので、短めに話させていただきます。
 エスコンフィールドに来ている皆さま、全国各地にいるファイターズファンの皆さま、バファローズファンの皆さま、そして金子千尋ファンの皆さま、18年間応援していただき、本当にありがとうございました。プロ野球選手として、18年間という長い期間プレーすることができて、僕は本当に幸せ者です。引退会見でも言いましたが、こんな僕が18年間できたのも、僕の要望をたくさん聞いてくれて、体をケアしてくれたトレーナーの皆さんのおかげだと思っています。そして、一緒に戦った仲間の存在もとても大きなものです。一人でも欠けていたら、今の僕はなかったと思っています。
 そして何より、家族の存在と僕をプロ野球界に導いてくれた両親に感謝しています。ありがとうございます。あらためて、僕の家族になってくれて、僕を生んでくれてありがとうございます。引退発表をしてから、皆さんの前で投球をすることができなかったのですが、きょう試合後にこのエスコンフィールドで投げられることをとてもうれしく思います。ぜひ楽しんでいただき、目に焼き付けていただけたら、とてもうれしく思います。18年間本当にありがとうございました


■登板後の一問一答

ーまだまだ投げれそうだった
「そうですね、思ったより投げられました。球場の雰囲気と、打席に糸井さんがいて。キャッチャーの鶴岡さんが構えてくれていたので。練習以上の球が投げられました」

ーエスコンのマウンドはどうだったか

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい