【一問一答】札幌DF田中駿・MF金子・FW小柏トークショー ぶっちゃけトーク第2弾
『北海道コンサドーレ札幌選手トークショー supported by MIZUNO』に参加した(左から)DF田中駿、MF金子、FW小柏(撮影・工藤友揮)
6月25日に道新スポーツデジタルで公開しました『北海道コンサドーレ札幌選手トークショー supported by MIZUNO』の記事が好評だったため、購読者限定ではありますがボリュームアップした「一問一答」形式で再度掲載します。参加者はDF田中駿汰(26)、MF金子拓郎(25)、FW小柏剛(24)。
―3人はミズノの契約選手。同社の製品を使用しての感想は
田中駿(以下、田) 「僕はミズノのスパイクを大学生の頃から使っている。ミズノのスパイクで一番良いところは履き心地で、足にストレス無く履けるので。どういう動きをしても足を支えてくれますし、試合するには一番良いスパイクだなと思います。大活躍しています」
金子(以下、金) 「僕も学生の頃からずっと履かせてもらっていて、今は契約もさせてもらって本当にありがたいです。履き心地もすごく軽くて、僕は革の柔らかさも好きなので、非常に素晴らしいスパイクです」
小柏(以下、小) 「僕はプロになってからミズノのスパイクを履いている。僕からすると、もっと速く走れるなっていう感じがします」
―前日24日のC大阪戦(札幌ドーム、1●4)について
田 「自分たちとしてはそんなに悪い感じではなかった。点差は開いてましたけど、そんなに悪くはなかったかなとは思いました。けど、ああいうふうに1-4という点差になってしまったので。たくさんの人が来てくれたので、してはいけない試合だったなと思います。もう切り替えるしかないので、やってしまったことは反省して、次に切り替えていきたいです」
金 「たくさんのサポーターの方に来ていただいたにもかかわらず、ああいうふうに負けてしまったというのは非常に不甲斐ないですし、サポーターの方にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。昨日の試合に関しては、やっぱり前半の失点というのが全てなのかなと思っています」
小 「シュートシーンとかでも『ワーッ!』っていう歓声がいつもよりも響いていて、この中で僕もやりたいなって思いました。昨日は負けてしまいましたけど、攻撃の形とかは、うまくいっていた部分もあったので、それを得点に繋げられたら良かったかなと思います」
―小柏選手は現在故障離脱中ですが、現在のコンディションは
小 「もう少しでランニングを開始。そこからはトントンといけると思うので、もう少しかなと思います」
田 「早く復帰してもらいたいです。常に剛がずっと走っているので、DFからしたら迷ったら剛が走ってくれるので助かります」
―上半期のベストゲームは?
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小 「横浜M戦(3月12日、札幌ドーム、2〇0)。僕も点を取りましたし。去年のJリーグ王者で、今も首位(7月2日現在)を走っていますけど、その相手に何もやらせなかったなという試合で。無失点で勝つこともできましたし、全員の良さが出た試合だったなと思います。プレスからショートカウンターというのが、あの試合で自分たちの中に根付いたというのがあるので、すごく良い試合だったと思います」
金 「自分はFC東京戦(5月6日、札幌ドーム、5〇1)です。前半立ち上がりから終始攻守において相手を圧倒できて、それが点差にも表れていたと思うので、ああいう試合をこれからもできればいいかなと思います」
―今年の金子選手は違うなとみんなが思っていますが、去年と変えたところは?
金 「ドリブルに対しての相手の対策が増えてきて、なかなか自分の思うようにできない部分もあったんですけど、今年はドリブルしながらも味方であったり、カバーの選手の位置であったり、どこにスペースがあるのかというのがすごく見えているので、それが今の自分の結果に繋がっているのかなと思っています」
―前半戦で8ゴール。あと何ゴール取りたいか
金 「僕はこういうふうに調子に乗って何ゴールとか言っちゃうと取れなくなるので、言わないです(笑)」
田 「僕はアウェーの柏戦(6月3日、三協F柏、5〇4)がベストゲームかなと思います。コンサドーレらしいといえば、らしい試合だったなと思いますし、たぶん応援してくれた方々も疲れたなっていう試合だったんじゃないかなと思います」
―DFとしてこの試合をベストに挙げる
田 「迷いましたけど、まあ結果勝ったので。前だったらたぶん負けていた試合だったんじゃないかなと思います。最後追い付かれて、逆転されるみたいな。追い付かれても、まだ取れるんちゃうかっていう感じの雰囲気でしたね」
―どうしてこんなに得点を取れるようになったのか
田 「何でですかね(笑)。たぶん、みんな無意識に練習でやっていることがそのまま試合に出ている。特別変わったことはしていないので。練習でいつも通りコンビネーション練習をやってきた積み重ねの結果が、今に繋がっているんじゃないかなと思っています。意思疎通できていることが繋がっているんじゃないかなと思います」
―うまくいかないシーンではケンカとかする?
田 「全然しますね」
金 「俺はします」
小 「僕は怒られます(笑)。金子選手が空いていてパスを出さないときに怒られます(笑)」
田 「よく見ますね、その光景(笑)」
小 「DAZNで見直したらすごい手を挙げていて。申し訳ないなという気持ちもあります」
金 「要求ですね、要求(笑)」
田 「それで決めてくれたらいいんですけどね、剛が」
金 「ちょっと強めの要求です(笑)」
―年齢的には
小 「後輩です。だから右サイドで一緒にやっているときも『剛、走ってこい!』ぐらいのボールばっかりなんですよ。ちょっと最近、雑になってきて(笑)」
金 「違うんですよ。剛のパスが俺らに雑に来るんですよ。これ渡しとけばいいよって」
小 「あれは信頼(笑)」
金 「とりあえずその場所に行けばいいんでしょ、みたいなパスをくれるんで(笑)」
―下半期の意気込みを
小 「僕はまずケガをしっかり治して。治したら、しっかりと試合に出続けて、僕は2桁(得点)というのを目標に頑張りたいと思います」
金 「次の試合(1日神戸戦、1△1)は絶対に負けられないですし、連敗していたら上には食らいついていけないので、しっかりと勝って、上位争いをして、選手、サポーター、みんなで盛り上がれるような展開にもっていけるように頑張りたいと思います」
田 「これから上位を目指すために、まず次の試合、アウェー神戸戦。(イニエスタが最後で)盛り上がる試合になるかと思いますけど、空気を読まずに完勝したいと思います」