【一問一答】清宮 初の屋根オープンゲームで自身エスコン1号「やっぱりホームランは正義」
■パ・リーグ11回戦 オリックス3ー6日本ハム(7月2日、エスコンフィールド北海道)
初めて屋根が開いた試合で〝1発目〟を打ち上げたのは、やはりこの男だった。日本ハムの清宮幸太郎内野手(24)が2日、オリックス戦に「2番・三塁」でフル出場し、2点リードの八回に勝利を引き寄せる右越え3号ソロを放った。
これが、自身エスコンフィールドでの初本塁打。この日は4打数3安打1打点で、唯一の凡打もベンチのサインに応える貴重な進塁打と、チームの勝利に大きく貢献した。試合後の一丁締め、ヒーローインタビュー、一問一答は以下の通り。
■一丁締め
「熱い声援ありがとうございます。初めてきょう屋根が開いて、こんなにも気持ち良いのかとみんなすごい胸を震わせて戦いました。皆さんの応援のおかげで勝てたと思います。それでは皆さんで一本で締めましょう。いきます。よーお」
■ヒーローインタビュー
―今の気分は
「きょうの試合は特別だったので、勝利で飾れて良かったです」
―屋根が開いている
「世界一だなと、あらためて思いました」
―チームは首位オリックスに2桁安打で快勝
「きのう、おとといと悔しい試合が続いていたので、なんとかきょう、みんなで勝とうと言っていたので良かったです」
―ホームランの感触は
「打球を見る景色も普段とは違いましたし、僕自身ここで初めて打ったホームランなので、本当に気持ち良かったです」
―きょうは3安打
「いつもチームのために、勝つために野球をやっているので、チームに貢献できて良かったです」
■一問一答
―ホームランの感触は
「エスコンなら行ってくれるだろうと思って走っていました」
―屋根が開いてのホームランはどうか
「もう気持ち良いですね、やっぱり」
―閉まっている時と感覚は違うか
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「そんなに変わらないですけど、最高の球場だなーってやっぱり思いました」
―ダイヤモンドを一周している時の風景は新鮮だったか
「その時に限らず、ずっときょうはすごいな、いいな、気持ち良いなって思いながらやっていました」
―今まで、なかなか角度が上がらないと話していたが、最後の打席はどういう意識だったか
「それまでも何とかヒットでつなげていたので、最後にああやって終われて良かったです」
―打席の内容はどうだったか
「見え方も良くなってきているので、バッティング練習もきょうは結構、良い感じだったかなとは思うので、毎日毎日の積み重ねだなと思います」
―新庄監督が3打席目に進塁打のサイン出した。キャンプの時もそれを出してホームランを打ったから、と影響したことあるか
「ないですけど、サインも出ていましたし、勝つためなので、しっかり決められて良かった」
―エスコンでの最初の一発。早く打ちたい気持ちあったか
「いや、ないです。そのうち出るだろうとは思っていたので」
―試合前の練習後に杉谷さんと話していたが、内容は真面目な話か
「そうですね。言えない話も。でも、いつも元気にやっているかって声かけてくれるので。ジェイ(野村)のことも気にかけていましたけど。あいつ元気ねーなーってずっと言っているので」
―清宮自身も元気もらったか
「あの人はエネルギーの塊なので、ちょっときょうはお裾分けしてもらったかなと思います」
―どんなことを言われたか
「特にないです」
―三塁の守備、新庄監督もゆとりが出てきていると
「毎日ヒヤヒヤですけど、毎日しっかり練習していますし、(コーチの飯山)裕志さんといっつも濃い練習ができているので、その積み重ねかなと思いますけど」
―自信ついたか
「自信というよりかは、気を抜かないでというか、油断せずという感じですかね」
―送球が安定している
「いやいやでも、きょうもショーバン(ショートバウンド)1球放っちゃいましたし、まだまだです」
―ホームランの価値とはどういうものか
「本当に効果的というか、一振りで流れを変えられますし、勢いも与えることができるので、やっぱりホームランは正義だなと思います」
―今後に向けて
「勝ち続けるというのが一番だと思うので、きょう連敗が止まったので、またここから仕切り直して、福岡で良い戦いができればなと思います」
八回1死、清宮が右越え本塁打を放つ