【一問一答】浅間 山岡から決勝の逆転2点二塁打「打つしかねーなと」
■パ・リーグ11回戦 オリックス3ー6日本ハム(7月2日、エスコンフィールド北海道)
左足の骨折から復活した日本ハムの浅間大基外野手(27)が2日、オリックス戦に「6番・中堅」で先発し、1点を追う三回2死満塁の好機で右翼線へ逆転の2点打を放った。
春季キャンプ中の大けがで出遅れたが、6月30日に今季初昇格を果たすと、3試合連続安打をマーク。この日は4打数2安打2打点で、初めてエスコンフィールドのお立ち台に上がった。ヒーローインタビュー、試合後の一問一答は以下の通り。
■ヒーローインタビュー
―(郡司のマネをして両手でマイクを持つ姿に)両手でマイクの浅間選手です
「お久しぶりでーす」
―待っていました
「早く来たかったです」
―ファンの気持ちはどう届いているか
「本当に1軍で試合をするのが1年ぶりぐらいで、ずっとリハビリだったので、そろそろ忘れられているんじゃないかなぐらい思っていたんですけど、おととい初めて(1軍に)上がって、スタメンが発表された時の歓声がすごい鳥肌立って、言葉に表すのが難しいくらい本当にうれしくて、やってやろうという気持ちになりました」
―エスコン初ヒーロー
「本当にここに立てたのも、ずっとけがして、ずっと鎌ケ谷でリハビリしていたんですけど、そこでトレーナーさんはじめ、いろんな方にお世話になったので、一人ではここに立てていないなっていう思いなので、本当に心から感謝したいなと思います」
―三回の逆転タイムリー大きかった
「結構、頭は焦っていましたけど、打つしかねーなと思っていたので、心を決めて一本出しました」
―ガッツポーズかっこ良かった
「ちょっと気持ちが出ちゃいましたね」
―これからへの決意
「残りシーズンも半分ぐらいになっているので、もう前半戦何もできなかった分、しっかり後半戦で取り返して、どんどん活躍する毎日を送れたらなと思うので、応援よろしくお願いします」
■一問一答―普段は感情を出さない方だと思うが、うれしそうだった
「実は出す方っすよ。実は」
―ヒーローになった気分は
「ヒーローインタビューも気持ち良かったですけど、きょうは一日通して本当に屋根が開いていて、めちゃくちゃ気持ち良かったです」
―テンションが上がったか
「守備に就いていても空を見ちゃう。気持ち良く守っていました」
―守りづらさはなかったか
「きょうは風も全然、吹いていない。あまり変わらずに、ただただ気持ち良く守れました」
―打球が伸びて来たりは
「そういうのも全然、閉まっているのと変わらないくらい。最後ちょっと風の影響を受けたりはありましたけど、そんなに多くは変わりはないです」
―タイムリーの打席。狙いは
「スライダーが来るだろうなと思って自分の中で目付けもしていた。1打席目はスライダーを見ていなかったので、久しぶりに山岡投手のスライダーを見てキレがエグかったので、2球空振ってスライダーがだいぶ頭の中にあったんですけど、チェンジアップが甘めに来たので、そこはうまく拾えました」
―新庄監督が「浅間は1番がお気に召さない」と言っていた
「外野でキャッチボールをしていた時に『1番嫌い?』と言われて。『正直に正直に』と言われたので、あまり好きではないですと。嫌いとは言っていないです。好きではないですねと。僕は本当に監督がここと言ったら、そこでやるんでと言ったんですけど、打順が変わっていました。嫌いではないと言ってほしいです」
―好きではない理由は