ファイターズ
≪ハム番24時≫思い出の福岡―16年「1番・投手」大谷が先頭弾
指揮官にとって、ペイペイドームは思い出深い球場だろう。同球場で行われた2016年7月3日のソフトバンク戦、栗山監督は大谷(エンゼルス)を「1番・投手」で起用した。
誰もが驚いた采配だったが、大谷はさらに周囲を驚かせた。打っては初球先頭打者本塁打、投げては8回無失点で勝利投手となったからだ。
「今もその翔平に(起用を)伝えた場所に、ちょうどマネジャーの岸もいて、『あの時の表情忘れないな』とか話してた。(大谷は)『本当ですか?』みたいなの、何も言わなかった」と懐かしそうに振り返った。
監督として戦うのも残り5試合となった。しっかりと目に焼き付けたい。(十)