サブマリン鈴木 勝利の鍵握る左打者対策は「言えない(笑)」 5日のソフトバンク戦に先発
中9日で迎える先発マウンド 「チームが勝てる投球を」
日本ハムの鈴木健矢投手(25)が5日にペイペイドームで行われるソフトバンク戦に先発する。登板前日の4日は、短距離ダッシュなどで調整。中9日で迎えるマウンドへ向け「何とかチームが勝てるピッチングをしたい」と短い言葉に決意を込めた。
北のサブマリンが強力打線を封じ込める。ソフトバンクは6月28日から7月2日まで5連勝。勝負の夏場を迎え、充実の戦力が状態を上げてきた。右腕は「連勝していてチームが乗っている状態。その中でも近藤さん、柳田さんが主軸。クリーンアップがキーになってくると思うので、その前に(走者を)出さないように」と警戒した。
対左バッターに秘策あり!? 脱力投法で強力打線に挑む
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左打者の攻略が勝利への鍵となる。今季の被打率は対右打者が・118。一方で、対左打者になると、数字は・290まで跳ね上がる。対策について問われた鈴木は「あんまり言えないですね(笑)。内緒です。タイミングを変えたりとか、いろんなことはしています」と、いたずらっぽい笑みを浮かべて煙に巻いた。
シーズン開幕後から先発に転向し、中3日や4日などハードな日程を乗り越えてきた。疲労の蓄積する夏もタフネスさは健在で「全然痛いところもなくて、問題なく元気に過ごしてます」と頼もしい。「球速は気にしません。力んでしまうと、やっぱり打ちやすくなると思う。肩が凝らないように、だらーんとする感じでやります」。柔よく剛を制すー。脱力投法で若鷹軍団を幻惑してみせる。