■７月７日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

　－福岡とはリーグ前半戦では２－２の引き分け。最近の福岡の印象は
　福岡は特長である高さとフィジカルの強さを強調して戦ってくるチームで、非常にコンパクトで規律があり戦い方が明確なチームだ。得点の多くはセットプレー、そしてロングボールから攻撃する戦い方をしてくる。特に２トップの高さを生かしてロングボールを入れたところからのセカンドボールであったり、自陣で引いたところからの速攻であったりと狙いが明確にあるチームだと分析している。

　－明日の福岡はかなり強い雨が降る予報がされている。明日の試合はどのように考慮するか
　天気だけは読むことができない。どういう状況になるか全く予想がつかない中で、状況に合わせて自分たちは戦っていくしかないと思っている。何がどうなるかはやはり試合が始まってみないとわからない。天気だけは読めないがその状況に応じて戦っていくだけだ。

中断前の非常に重要なゲーム（３試合は）いい結果で終えたい

　－福岡戦後、天皇杯までの間、熊本でミニキャンプを行う
　非常にスケジュールがタイトなこと、移動距離が長いこと、そういったスケジュールの中でチームのことを考えればこうせざるを得ない状況なのでプランを組んだ。リーグ戦２試合とカップ戦１試合は我々にとって中断前の非常に重要なゲーム。中断前にいい結果で終えたいという思いは非常に強いし、そのためにしっかり準備しなければいけない。そのためのキャンプであり、そのためのプランニングで簡単ではないと思っている。
　ただ、特にアウェーから帰ってきた新潟戦はホームゲームでありながら１３時開始とセッティングされ、なかなか信じられないことではあるが、与えられたスケジュールの中でやるしかないので、その状況で自分たちができる限りの準備をしていこうという風に思っている。