背番号7の松本剛 七夕に願う 真夏の逆襲へ
チームの願いは、厳しいけど…優勝 「まずは上位チームに勝ちたい」
7月7日の「七夕」に合わせて、日本ハムの選手会長を務める背番号7の松本剛外野手(29)がチーム、個人の願いを披露した。
短冊に願い事をしたためる特別な日。ペナントレースは77試合を消化した。七つの借金を抱え、首位のソフトバンクと11ゲーム差の4位。5日には自力Vの可能性が消滅した。松本剛は「チームとしては厳しい状況ですけど…」と現実を受け止めた上で「優勝を願う気持ちはありますが、まずは上位チームに勝ちたい」と、Aクラスの3強に対抗心を燃やした。
個人の願いは、打率3割 「全然可能性はある」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
交流戦明けは、ロッテ、オリックス、ソフトバンクにいずれも1勝2敗で負け越した。紙一重のシーンも多かったが、上位陣を叩けなければ、差は縮まらない。
昨季、打率.347で首位打者を獲得した松本剛は、今季も攻撃のキーマンだ。両アキレス腱(けん)を痛めながらも奮闘中で、打率はパ・リーグ6位の.270。もちろん、満足はしていない。「個人の願いとして3割を打ちたいというのはあります。まだまだ、前半が終わったばかりなので、全然可能性はあると思っていますし、今はあまり数字が良くないですけど、あきらめずにやりたい」。リーダーが先陣を切り、真夏の逆襲を開始する。