ファイターズ
2023/07/09 22:05

吉田輝星 10日に初戦の弟・大輝にエール「夏は実力っていうより気持ちの勝負」

五回2死満塁から登板し、1回⅓を無安打無失点に抑えた吉田(撮影・近藤裕介)

■イースタン・リーグ11回戦 楽天9ー3日本ハム(7月9日、鎌ケ谷スタジアム)

納得の投球内容 「1軍っぽい場面。良い練習になりました」

 日本ハムの吉田輝星投手(22)が9日、2軍楽天戦で五回2死満塁から登板し、〝火消し〟に成功した。水上を2球で追い込むと、フルカウントまで粘られるも最後はフォークで左飛に打ち取った。続く六回も好投を見せ、1回⅓を無安打無失点に封じた。

 「2死満塁からで、1軍のゲームっぽい場面だったので、すごく良い練習になりました。久々の感覚で良い感じに投げられました。2球で追い込んで、先手先手を取れたのは良かった。六回も自分のペースで、有利に進められている場面が多かったと思う。キャッチャーが(清水)優心さんで、『1軍を意識して』とマウンドに上がる前に話していた。優心さんはヒッティングカウントでも初球でも真っすぐのサインを出してきますし、ファームで抑えるため、成績を残すために変化球を投げるようなピッチングにはならないように言ってくれている。場面も場面でしたし、そういう意識できょうは投げられた。最近はストレートでファウルが取れているし、ゾーンの中で勝負できている。ファームだと真っすぐばっかり振ってくるバッターが結構多いので、そういうバッターに力勝負できているのは良いこと。あとは追い込んでから、変化球1球で空振りが取れるように意識して練習したい」と大粒の汗を拭った。

好転のきっかけは6月18日の楽天戦 「スッ、グワー、ドンみたいな」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい