ＯＮＥ ＰＩＥＣＥネタバレ事件（４、６日のハム番２４時参照）の、核心に迫る証言が鎌ケ谷で取れた。玉井はなぜ、宮西、伏見らからネタバレを食らってしまうのか―。昨季、ブルペンでともに過ごすことが多かった吉田は「僕も浦野さん（現打撃投手）とかからネタバレされていて、ジャンプで読むようになって、今度は玉井さんにネタバレする側に回ったんです」と自身も犯人であることを自供しつつ「僕が○○って死ぬじゃないですか、とか言って、『えぇっ』って言う玉井さんの表情が面白すぎて、ついやってしまうんですよ」と、道産子右腕のリアクションの良さに原因があると指摘した。

　もう一人、下手投げ右腕・鈴木も実はネタバレの一味。「輝星とかと、わざと近くにいる玉井さんに聞こえるくらいの声の大きさで話したりしていました」と自白し、「玉井さんは『えっ、それＯＮＥ ＰＩＥＣＥの話？』って（笑）。この前、宮西さんからネタバレされていた時も、『最悪だよー』って、ずっとロッカーで。『何で言うんすか、移動で見るって言ったじゃないっすか』とか」と先輩の反応を面白がっていた。

　玉井にとっては、理不尽極まりない指摘だろう。本気でネタバレを防ぎにいくなら、無視してリアクションを取らないのも一つの手だ。しかしそれでも、優しい右腕は毎回、素晴らしい反応で犯人たちを喜ばせてしまうのだろう。