ファイターズ
上沢 防災テーマの絵本読み聞かせ 「災害は準備が大切」
津波からの避難を題材にした絵本「いのちのやくそく」を親子50人に
日本ハムは11日、エスコンフィールド北海道で「いざ!という時に備えて ファイターズ絵本読み聞かせ会」を行った。上沢直之投手(29)が出演し、子どもたちに津波からの避難を題材にした絵本「いのちのやくそく」を読み聞かせた。
北海道南西沖地震から今年で30年。北海道に本拠地を置く球団が防災意識を高めてもらおうと、読み聞かせ会を実施。北海道防災教育アドバイザーの三浦浩さんを招き、災害に備えることの重要性を訴えた。
球団オフィシャルファンクラブ会員の親子25組50人が参加した。三浦さんが自らの実体験をもとにした絵本「あの坂へいそげ」を読み、上沢が2冊目の読み聞かせを担当。「災害は準備が大切だと思う。この絵本から普段、心がけておくことが学べる」と伝え、災害時に守るべき五つの約束が書かれたシールを子どもに手渡していた。