ファイターズ
約1カ月ぶりのタイムリーを放った加藤豪 「野球の神様が誰をフィックスするのか楽しみ」
■パ・リーグ14回戦 楽天4-3日本ハム(7月12日、エスコンフィールド北海道)
二回2死二、三塁で先制の適時打
日本ハムの加藤豪将内野手(28)が12日、エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦に「1番・一塁」で先発出場。二回2死二、三塁の好機で右前適時打を放ち、先制点を叩き出した。大型連敗中のチームを鼓舞する一打に「最近は先発投手に余裕を持たせてあげられなかったので、何とか先制点を取れて良かったです」とコメントした。
打点はアメリカでは全然見ない 「タイミングが良いってだけ」
得点圏では長く快音から遠ざかっていた。タイムリーは6月10日・阪神戦以来、約1カ月ぶり。打点を挙げるのも6月16日・中日戦以来だったが「こっちではRBI(打点)もデータで見るけど、アメリカでは全然見ないので」と過度な重圧を感じることなく、自然体で打席を迎えていた。
仲間への厚い信頼があるから、心には余裕が生まれる。加藤豪は「タイムリーっていうのは、名前にも入っていますけどタイミングが良いってだけです。自分の前を打っている選手、後ろにいる選手を信用しないと打てない。最初は一、二塁で五十幡が次にいるので信用していました。状況が二、三塁に変わって、普通にライト前を打っただけです」と、価値ある一打を謙虚な言葉で振り返った。