【プレーバック】全国高校選手権北北海道大会1回戦 旭川志峯7-0岩見沢東※七回コールド(7月15日、旭川スタルヒン)
旭川志峯が、新校名で北大会初勝利 伊知地-小笠原が0封継投
2連覇を狙う旭川志峯(旧・旭川大高)と、創部100周年を迎えた岩見沢東の1回戦は、旭川志峯が7-0で七回コールド勝利。今春の校名変更後、初の道大会1勝を挙げた。4強入りがかかった17日の2回戦で新チーム結成後、3大会連続で旭川明成との地元対決が実現する。
旭川志峯は、最速149キロの伊知地晴投手(3年)、岩見沢東は〝マダックス〟丸谷陽彩投手(3年)が先発した。
立ち上がりは両投手とも無失点の滑り出し。試合が動いたのは二回。旭川志峯の4番・日光太一中堅手(3年)が四球で出塁すると、犠打で二進。ここで6番・近豪己捕手(3年)の投ゴロで二走の日光が飛び出したが、岩見沢東の・丸谷投手が三塁へ悪送球。思わぬ形で先制点が転がり込んできた。
さらに旭川志峯は、8番・伊知地、9番・岡光流聖三塁手(3年)の連続適時二塁打など、この回一気にたたみかけ、大量4得点。がっちりと主導権を握ると、五回、六回にも追加点を挙げ、コールドで快勝した。
先発の伊知地投手は4回ノーヒット6奪三振で降板、最速は147キロをマークした。2番手には小笠原大翔投手(2年)が道大会初登板し、自己最速となる141キロを記録するなど3回無失点。0封リレーでベンチの起用に応えた。
岩見沢東は、六回にチーム初安打をマークし2死二、三塁とチャンスを作ったが、後続が続かず好機を生かし切れなかった。
■この日最速147キロをマークした、旭川志峯・伊知地晴投手(3年)
「入りがあまり良くなかったけど、そこから修正できてまっすぐもコースに決まった。70点、60点ぐらい。小笠原は僕が2年の時よりずっといい」
■五回から3回無四球無失点の旭川志峯・小笠原大翔投手(2年)
「緊張したけど、投げていたら慣れてきていつも通りの投球が出来ました。0に抑えることは絶対。それはできた。コントロールの良さが長所。どんどんストライクを取っていく。次も勝ちにつながるいつも通りの投球ができたら」