札幌、恒例のサポーターズデー開催 三上GMタイトル奪取へ共闘呼びかけ「一緒に戦っていただきたい」
■7月16日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
サポーター4986人来場
恒例の北海道コンサドーレ札幌のファン感謝イベント『2023サポーターズデーin宮の沢白い恋人サッカー場』が開催され、4986人のサポーターが来場。選手やスタッフたちとふれあいのひとときを楽しんだ。
ミシャ監督「ブーイングされるんじゃないかと心配していた」
イベントの冒頭、クラブを代表してあいさつを行ったミハイロ・ペトロヴィッチ監督(65)は「今日は正直、皆さんの前に立ったときにブーイングされるんじゃないかなと心配していました」と、前日の新潟戦(札幌厚別、0●1)での敗戦を受けて自虐的なジョークを飛ばしたが、「勝ったり負けたり、上がったり下がったりが多いチームだが、それでも皆さんは常に我々を応援してくれている。それは我々の力になっている」と感謝の気持ちを口にした。
チームは現在リーグ戦で5試合勝ち無しと苦しい状況。一方でルヴァン杯、天皇杯では勝ち残っており、念願の初タイトル奪取も視野に入る。「リーグ戦ではより上の順位を目指して戦っていく。そして2つのカップ戦に関しては、非常に難しい戦いになるとは思うが、タイトルを取るために戦わなければいけない」と、中断明けの戦いについて意気込みを見せた。
ファッションリーダーは西大伍
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選手たちは場内で行われた各種イベントに参加してサポーターと楽しんだほか、ステージイベントも実施した。サポーターも交えてのジェスチャークイズでは、1チーム5人でお題をリレーしていく中で次第に動きが変化して、珍回答が連発。カラオケ大会ではDF岡村大八(26)やGK松原修平(30)が美声を披露し、幕間で登場したMF駒井善成(31)が自慢の肉体美を見せつけるなど、会場は大きな盛り上がりを見せていた。事前投票で行われた『コンサドーレファッションリーダーを探せ☆』では、迷彩柄のアウトドアルックに身を包んだDF西大伍(35)が440票ものの大量得票をゲット。2位以下を大きく突き放し、栄冠をつかみ取った。
リーグはもう一度1桁に、2つのタイトルにトライしたい
最後にあいさつを行った三上大勝代表取締役GM(51)は「オフ明け以降、残りのリーグ戦でまずはもう一度1桁順位に行く。その中でトップ5、トップ3を達成できるよう、そういう準備をしたいと思っています。同時に僕たちはルヴァン杯、天皇杯とタイトルを目指せる状況でもある。もう一度一体感を持ってそこにトライしたいと思っていますので、ぜひ皆さん一緒になって戦っていただければと思います」と、共闘を呼びかけイベントを締めくくった。