高校野球
【プレーバック】全国高校選手権南北海道大会1回戦 札幌光星6ー3道大谷室蘭※延長十回タイブレーク(7月17日、札幌円山)
激戦の末、札幌光星がベスト8入り 2年の片山二塁手が決勝打
札幌光星が道室蘭大谷とのタイブレークを制して8強に進出した。中盤までは札幌光星のペースで進んでいたが、七、八回に1点ずつを失い3―3と試合は振り出しに戻された。八回から登板していた2番手の藤野夏暉投手(2年)は九回2死二塁とサヨナラのピンチを背負ったが、三振で切り抜けた。
するとタイブレークに突入した延長十回、犠打で1死二、三塁とすると、2番の片山正進三塁手(まさのぶ、2年)の放った右翼前に落ちる適時打で勝ち越しに成功し、その後も2点を加えて逃げ切った。道大谷室蘭は粘り強さを見せたが、最後及ばなかった。
■延長十回のタイブレークで決勝打を放った札幌光星の片山正進三塁手(まさのぶ、2年)
「先輩たちが最後の大会なので、何とかヒットを打って、後ろにつなごうという気持ちで打ちました」
■激闘を制した札幌光星の合坂真吾監督(46)
「簡単には終わらない道大谷室蘭さんの粘りは本当に勉強になります。次に行けるのがうれしいです」